「ゆめ風プロジェクト」というのは、道徳教育、防災教育の一環で、障がいのある方が、地震や津波のときに、どのような状況になるのか、またどのように関わり、支援していくのかということを学ぶ行事です。今年も障がいのある方より、阪神淡路大震災のときにどうであったかなどの聞き取り学習を行ったり、実際に校内で障がいのある方と一緒に避難訓練を行いました。どの生徒もとてに真剣に取り組んでいたことが大変印象的でした。

これは、卒業記念製作の一コマです。何ができるかは、卒業式までのお楽しみですが、ちぎり絵のように各自が細かい色紙を台紙に貼り、一人が一つのブロックをつくり、それを９０ブロック集めて一つの大きな絵として完成させようとしていました。まさにこの3年生のように、協力する大切さ、楽しさを表現していて、１・２年生に向けた素敵な「置き土産」になりそうです。

ラグビー部のみなさん、そして３名の選手の皆さん、本当におめでとうございます。これを心の糧として、今後も一層精進してください。

　午後は、造幣局、デパート、染物工場など２年生で行う職場体験では体験できないようなところ１０か所を班ごとに見て回りました。挨拶状、お礼状などを書く練習として、また生徒だけ大阪市内を散策することで、交通のマナーや乗車のルールを身に着けることもできます。当日は、雪の影響等で淡路駅が急きょ受け入れできないと連絡が学校にあり、見に行く予定の生徒たちはどうなるかと心配でしたが、ちゃんと自分たちだけで無事学校に戻ってきました。一回りも二回りもたくましくなった気がしました。

　寒風吹きすさぶ、冬の河川敷を５ｋｍも走り、「体と心を鍛えよう！」という目的で、平成11年から始まった淀川リバーサイドマラソンは、今年で16回目の実施となり、すっかり柴中の伝統行事のひとつになっています。今年は２年生の女子生徒が、柴島女子の新記録１９分４５秒でゴールするなど、好天にもめぐまれ生徒は日ごろの成果をしっかり出し切った大会となりました。スタート前は、緊張した顔や、まだ走っていないのに疲れたような顔もありましたが、ゴールしたときはどの生徒も、成就感、達成感にあふれ、颯爽と駆け抜けていきました。この日のがんばりは、どの生徒にもきっと心の宝物になったことと思います。