3月10日（月）生徒数が800人近い三国中学校では、体育館の定員の関係で、卒業式にすべての在校生が参加することができません。そこで、毎年この時期に1・2年生と3年生とのお別れの会を行っています。吹奏楽部の演奏に続いて、1.2年生から3年生への贈る言葉、そして3年生からのメッセージが1・2年生に送られ、三国中学校の伝統が引き継がれていきます。

１年生では、２月２４日（月）に「風の旅人」という映像を観ました。重度の障がいがあり、ベッド式の車いすを使っている宇都宮さんという青年が日本中をひとりで旅をするお話で、旅を通じてたくさんの人と出会い交流を深めていくという実話をもとにした物語です。アニメを見ている内に「人と人とのつながり」や、「本当の自立」などについて考えさせられました。
また、２５日（火）には脳性マヒによる運動機能障がいで電動車いすを使用している酒井建志さんを講師に迎え、車いすの紹介から普段の生活や仕事、障がいについての考え方など様々なお話を自らの経験を交えてご説明いただきました。中でも、高校を受験する際に、一生懸命、勉強して何とか合格できそうな所まで頑張ったのに、施設面の状況から受験を断念せざるを得なかったこが、今でも一番悔しい思い出として残っているとお話ししていただきました。酒井さんの一生懸命な姿を見て、生徒たちも「勇気をもらった」、「私はすぐ物事をあきらめてしまうけれど、これからはすぐに逃げ出さないようにしようと思った」など、それぞれの想いで受け止めることができたようです。

２月２１日金曜日に小中交流会が行われました。三国中学校には、三国小学校・西三国小学校・新高小学校の３小学校から生徒が入学してきます。
　中学校に入学するに当たり、わからないことや不安を少しでも解消するために、中学校にきて、生徒会役員から学校説明をしました。内容は授業について、行事について、給食について、部活動についてなど様々でした。また、各小学生から「皆さんよろしくお願いします」と各学校紹介もありました。来年度からの中学校生活がより楽しいものになるような会でした。

引き続き行われたクラブ見学会の様子です。

2月20日（木）2年生の男女共にドッジボールで球技大会を行いました。皆一生懸命ボールを受けたり、投げたり、逃げ回ったりと寒さも吹き飛ぶ楽しい大会となりました。