３月19日(水)午後、１・２年生の教室では、最後の「学年末懇談会」が実施されました。３学期の「あゆみ」（各教科の観点別評価や所見、総合評価を記した通知票）を見ながら、今学期の頑張りや来年度に向けた目標などを、それぞれの生徒と保護者の方も交えて、三者で話し合いました。
　また、 『むくのき学園』 開校にあたり、白色を基調とした「上履き」【写真右】を準備して欲しいなどとのお願い事項も、再度確認させていただきました。

　３月14日(金)放課後、中島中学校生徒会役員と啓発小学校児童会役員の意見交流会を行いました。啓発小学校からは８名の児童会役員が、本校を訪ねて来てくれました。『むくのき学園』 開校に向けて、不安に思うことや期待したいことなどを意見交換し、有意義な時間を過ごしました。【写真左】
　その後、「ゆめ風基金」事務局に出向き、両校で集まった「東日本大震災等にかかる募金」をそれぞれお渡しし、代表の方からお礼の言葉と現在の被災地の状況についてお話をいただきました。【写真中・右】

　３月14日(金)、昨日来の雨もあがり穏やかな日和のもと、第63回卒業証書授与式が挙行されました。この地で迎える最後の卒業式は、主役を演じる63期生の式に対する立派な態度と、惜別の想いで見送る在校生が、ともに感動し合う厳粛な式典を挙行することができました。
　全校生徒で合唱した「旅立ちの日に」と、３年生が涙で目を潤わせながらも歌いあげた「二度とない人生だから」 「卒業写真」の二曲の三部合唱は、心にいつまでも余韻を残した素晴らしい演奏でした。

　３月14日(金)、親も子も感激した卒業式は、皆さま方のご協力のもと滞りなく終えることができました。今日の配付物の中には、保護者の方々のご協力で作成をした、親から子への祝福や激励の言葉が胸にしみる「一言メッセージ集」があります。
　また、体育館会場に向かう会議室前の廊下には、子から親へ日頃は口に出して言えない、感謝の気持ちを素直に記した、「メッセージカード」が掲示されていました。中学校の門出に際して、一段と親子の絆も深まったことと思います。

　３月14日(金)、卒業式当日の玄関でご来賓や保護者の方々を出迎えてくれるのは、３年生の全生徒と担当教職員が分担して制作した「案内表示板額縁」でした。木彫で丁寧に描かれた文字の一つ一つに、これまでの哀愁や新しい小中一貫校への想いが感じられる力作です。
　『むくのき学園』では、この４月から多くの訪問者が来られることが予想されます。木のぬくもりで縁取りがされた案内表示板が、卒業生の歓迎の気持ちも組込まれたおもてなしの心で、活躍することでしょう。