サバイバル体験活動クラスごとに講堂に集まり、楽しくゲームをしている最中に、地震が起こったという想定です。薄暗くした講堂の中で、なかよし班(たてわり班)に集まるという『仲間探し』の課題に始まり、2リットルの水を班(11〜13人)で平等に分けるという『命の水』という課題、仲間とはぐれることなく運動場に安全に避難するという『脱出』という課題を与えられ、子どもたちは協力して真剣に取り組みました。 その後、3つの大きなグループに分かれて、『チーム対抗火起こし』『避難物資を考える』『語り部による「震災体験現場」』の課題にも取り組みました。 『チーム対抗火起こし』では、太いマキ数本、ライター(班によってはマッチ)、新聞紙を数枚与えられて、マキに火をつけようという課題です。班のみんなで相談してすすめていました。数枚しかない大切な新聞紙を少しずつちぎって火をつけようとする班、新聞紙を一気に燃やし、「どうしよう?」とマキを裂き、小さな木切れを作り出す班、枯葉を拾い集めて燃やそうとする班、マッチ棒が無くなり、他の班のライターを借り(※助け合い)に行く班など追い詰められた状況の中、いろいろな知恵を出し合う子どもたちでした。 昔の中本の話を聞く会3年生の子どもたちは、社会科や道徳の時間に、昔の道具や戦争の話も学習していますが、地域の方々との交流はとてもよい体験活動になりました。 |
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