3年修学旅行 5月14日 その2写真上はシイタケを育てるために切り出した木に菌を植え付けたものを並べているところです。なかなかの重労働です。頑張っていました。 写真中は農業では男子も女子もがんばります。草刈りをしています。周りにはレンゲソウがきれいに咲いていましたが、あまり鑑賞している余裕はなさそうでした。 写真下は調理の体験をしていました。夕飯の支度で、イカを細く切っていました。おいしい夕食が作れたのでしょうか。 3年修学旅行 5月14日5月14日水曜、早朝、みんな元気に集合して、バスで境港に。正午直前に高速船は爆音を響かせて出港。(写真上) 一時間半ほどで隠岐の島で最大の島後の西郷港に到着。そこでは町を挙げての歓迎で、民謡しげさ節(写真中)が披露されたり、町長さん直々のあいさつ(写真下)があったりと大歓迎。 そのあと、民泊の班に分かれて、それぞれの家に。どんな体験が待っているのでしょうか。 5月19日の全校集会
19日の校長の話
本校には、韓国・朝鮮やフィリピン、ポーランドなどにルーツを持つ生徒がいます。国際色が豊かですね。素敵なことです。中でも西成区には韓国・朝鮮にルーツを持つ生徒が多いので、民族学級を開設している学校が多数あります。今宮中学校も2008年に大阪市立小中学校の中では105番目に「テナムの会」という民族学級を開設しました。 そして、先週、今年度のテナムの会の開級式を行いました。また、今年度のソンセンニムも決まりましたので、皆さんに紹介します。 ソ・ルンネ ソンセンニムです。 (ソンセンニムのあいさつが終わって) さて、今日の本題。1910年、明治43年の5月19日、ハレー彗星が太陽面を通過し、地球が彗星の尾の中に入りました。そのしばらく前から、全地球のあちらこちらで「地球に衝突する」「酸素がなくなる」、あるいは彗星の尾に含まれる毒ガスで即死するなどのデマでパニックになったといいます。当時の日本の学校でも5分間息を止められたら助かるというので、洗面器に水を張って息を止める練習をしたとか。長いこと息を止められない人は自転車のチューブに空気を入れて吸うために、チューブを買い占めたため、チューブがなくなったとか。 この話を笑えるでしょうか。今の私たちは、彗星の尾はそんな影響がないことを知っていますが、当時はまだ知識が十分ではなかった、あるいは科学知識が普及していなかったため、そういったパニックに陥ったようです。 勉強なんか嫌だし、なんの役に立つのと思っている人も多いと思います。今学んでいるのは、人類がこれまで見つけて積み上げてきた知識の集大成です。これを活用してより良い社会を作っていくこと、また次の世代に伝えていくことがよき地球市民としての我々の使命です。あなたもこの知識の恩恵を受けて安全で安心な、快適な社会で生活できています。そのことに感謝するとともに、さらに新しい知識を見つけ出し、次の世代に伝えていってほしいと思います。 そのためにも、今日もがんばって勉強してください。 長い廊下なので、テストを受ける様子を撮るのも憚られました。 そこで、ふと廊下を見渡すと、北の端までかなりありました。そこで、普通に歩いて時間を計ってみると、1分と少しかかりました。こんなにまっすぐな廊下があると…。走ってはいけませんね。 民族学級開級式校長の話 アンニョンハシムニカ。最近の世界のキーワードって何か知っていますか? ダイヴァーシティって聞いたことないですか。日本語では多様性と訳されています。生物の多様性、人の多様性、意見の多様性などいろいろと使われます。混迷する今の世界ではいずれも必要な多様性だといわれています。 ですが、最近の日本ではJapensege Only事件など逆の風潮も一部ですが、見られます。ドイツのナチスや過激派のテロリストなども自分の民族以外は認めないと主張したりしていますが、こういった者たちは破壊しか生み出しません。不幸な歴史を繰り返さない知恵を持ちたいものです。 さて、今宮中学校には日本だけでなく、韓国・朝鮮、フィリピン、ポーランドなどいろいろな国にルーツを持つ仲間がいます。これはとても大切な多様性です。今中にこの学級があることはとても素晴らしいことなのです。 テナムの会は、2008年に大阪市の小中学校としては105校目として、韓国・朝鮮にルーツを持つ仲間の集まる民族学級として発足しました。 テナムとは竹という意味があり、「ここで、民族の仲間とともにみなさんに竹のように節を作りながらまっすぐに成長できるように」と当時の生徒たちとソンセンニムが相談して決めたそうです。 竹は木のようでいて、木ではありません。むしろ草に近いといわれています。枝を大きく広げるイメージではありませんが、竹は目に見えない地下の部分でお互いに深くつながっています。皆さんもこの学級を通じて、少々の地震では地崩れしない強力な絆をつくってほしいとおもいます。 では、今年度のソンセンニムを紹介しましょう。 ソ・ルンネ ソンセンニムです。 ソンセンニム、これからよろしくお願いします。 私からのお話は以上です。 |
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