7月7日の全校集会5日の土曜授業では防災訓練、お疲れ様でした。 無いに越したことはないのですが、近い将来大地震、津波が来るかもしれないといわれています。その時、どうするか、どうしなければならないかを知っているのと知らないのとでは大きく違います。 今回、皆さんには水消火器、可搬式ポンプ、三角筋の使い方などいろいろな体験をしてもらいました。 もし、平日の昼に大災害が発生した時、この地域にはお年寄りが多く、働き盛りのお父さん、お母さんや大学生、高校生は地域にいない可能性があります。そうなったとき、活躍できるのは、みなさん、中学生です。地域の防災にとって皆さんはとても大きな存在なのです。 非常時にすべきことをちゃんとできることでたくさんの命を救うことができます。なので、この防災訓練は今年だけでなく、毎年やっていきたいと思っています。また、皆さんにも真剣に頑張ってほしいと思います。 しかし、人の命を救うことを皆さんに押し付けているのではありません。災害時にはまず自助、つまり、自分が助かることを第一に行動してください。自分の安全が確保されたうえで、困っている人を助けてあげてください。これが共助です。ここで皆さんにできることをがんばってもらって一人でも多くの命が助かれば素晴らしいことだと思います。最後に、48〜72時間かかるといわれている公の救助が公助で、ここまで来るとなんとかなるでしょう。 5日の皆さんの様子はとても真剣だったのでよかったと思っています。今後も避難訓練など行いますが、真剣に取り組んでほしいと思います。 (写真は土曜日の防災訓練の水消火器の訓練の様子) この後、恒例の夏の生活標語についての表彰を行いました。今宮中学校から2年生の作品が選ばれました。 「信号機 命を守る 3つの目」 シンプルで素敵な標語ですね。 5日は土曜授業で防災訓練水消火器、可搬式ポンプ、ジャッキ、簡易担架のつくり方、三角巾の使い方などなど防災の知識と実技を体験してもらっています。今宮中学校としてはこれを継続的につづけ、いざというときにも頼りになる中学生の育成もめざしています。 区役所の防災担当、西成消防署の皆さんにも来ていただいて指導してもらいました。 地域学習漫画家で釜ヶ崎のまち再生フォーラムの事務局長であるありむら潜さんに来ていただいて、お話を聞かせていただきました。 面白い中にも人情味あふれる、この町をこよなく愛しているありむらさんのお話はあっという間に終わった気がします。 今宮中学校を卒業して高校などに行ったとき「どこから来たん?」と言われたとき、胸を張って「西成」と自信を持って言えるようになってほしいと思っています。また、西成を「誤解」している人にきっちりと説明できる知識も身に着けてほしいです。 そして、西成で生まれ、育ってよかったと思えるようになってほしいと願っています。 最後には、ありむらさんによる漫画教室。みんな前に出てきて、熱心に話を聞いていました。(写真下) リサイクルしてます写真のように職員室の前には大きな「リサイクルボックス」を用意しています。 先週の金、土と教職員の人権研修会がありました。金曜日には劇作家の平田オリザさんの講演があり、聞いてきました。 とても面白かったので、翌日本屋さんでその講演と同じタイトルの本を買っちゃいました。研修会に行けなかった先生方にもおすすめしています。(これもリサイクル?) 学校説明会高校の先生から説明とアドバイスを直接聞くことにより、進路活動への参加意欲を高めることをめざしています。 今日は、大阪府立阪南高等学校、私立阪南大学高等学校、大阪府立今宮高校、私立興国高等学校から校長先生等来ていただきました。 |
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