地域学習漫画家で釜ヶ崎のまち再生フォーラムの事務局長であるありむら潜さんに来ていただいて、お話を聞かせていただきました。 面白い中にも人情味あふれる、この町をこよなく愛しているありむらさんのお話はあっという間に終わった気がします。 今宮中学校を卒業して高校などに行ったとき「どこから来たん?」と言われたとき、胸を張って「西成」と自信を持って言えるようになってほしいと思っています。また、西成を「誤解」している人にきっちりと説明できる知識も身に着けてほしいです。 そして、西成で生まれ、育ってよかったと思えるようになってほしいと願っています。 最後には、ありむらさんによる漫画教室。みんな前に出てきて、熱心に話を聞いていました。(写真下) リサイクルしてます写真のように職員室の前には大きな「リサイクルボックス」を用意しています。 先週の金、土と教職員の人権研修会がありました。金曜日には劇作家の平田オリザさんの講演があり、聞いてきました。 とても面白かったので、翌日本屋さんでその講演と同じタイトルの本を買っちゃいました。研修会に行けなかった先生方にもおすすめしています。(これもリサイクル?) 学校説明会高校の先生から説明とアドバイスを直接聞くことにより、進路活動への参加意欲を高めることをめざしています。 今日は、大阪府立阪南高等学校、私立阪南大学高等学校、大阪府立今宮高校、私立興国高等学校から校長先生等来ていただきました。 今日の給食新しくスープが登場。 これまでおかずは冷蔵されたものが提供されていましたが、今後週2回程度温かいものが出されるようです。 6月30日の全校集会「6月みそかは年の臍」と今日の天声人語に書いてありましたが、どういう意味か分かりますか? 臍は体の中心、つまり、6月30日の今日は一年の真ん中ということ。みなさんにとってこの2014年の前半はどうでしたか? 一度振り返って、後半に向けて頑張ってください。 私にとってはこの半年は激変のときでした。後半は小中一貫校に向けての準備でより大変になりそうですが、がんばりたいと思います。 さて、今日の本題。 私は本が好きで、よく読みます。 先日読んだ「江戸の理系力」という本が面白いので紹介します。 江戸時代の科学技術の実力は世界水準を超えていたという話です。はじめに「天地明察」を書いた冲方丁さんとの対談もあり、とても面白いです。 暦の大切さや伊能忠敬の測量術、世界初の全身麻酔を成功させた華岡青洲、和算で有名な関孝和、その他平賀源内やからくり師の話などとても興味深い内容です。 江戸時代としては驚異的な精度の円周率を計算していたそうです。そんなに詳しく計算して何になるの?と思うかもしれませんが、皆さんの使っているスマホのGPSもこの精度がないと機能しません。見えないところでとても役立っているのです。すばらしいですね。 皆さんも興味のあることにしっかりと取り組んで素晴らしい力を発揮してください。 興味のある人は、この本をお貸ししますので、いつでも来てください。 |
|