指導教員は初任ですが、緊張の中、針を扱う作業なので、子どもたちに注意点をしっかりと説明し、進捗状況の異なる個別の指導も、それぞれに応じて指導していました。
　多くの教員が参観を行い、若手にアドバイスをおくると同時に、自己の授業を振り返る材料になったようです。

　本日、３限目、１年の家庭科で、授業研究が行われました。
　今回の授業は、被服でランチョンマットの刺し子実習です。
　

　クラスを象徴する「学級旗」
　放課後、代表生徒による作成が進んでいます。
　デザイン画から拡大して下書きし、ポスターカラーで色塗りを。
　そろそろ完成が近づいているようですね。
　入場行進で映える圧巻の学級旗。とても楽しみです。

　今朝は、男女バレーボール部、そしてラグビー部が、校舎周りの清掃を手伝ってくれました。感謝！

　校長講話
　皆さん、おはようございます。９月も下旬となり、朝夕めっきり涼しくなりました。
　今日から更衣調整期間に入ります。その日の天気や気温、体調に合わせて、各自調整をしてください。体育大会が近付いてきているので、病気やけがに十分気をつけてください。
　さて、体育大会ですが、先週から学年の練習も始まりました。特に３年生は、北中名物の組体操にチャレンジです。そして、そのテーマは「感動」と聞きました。当日、保護者や地域の皆様や、後輩たち、そして先生方に、「素晴らしい」と感動されるような演技を、是非とも作り上げてください。期待しています。
　この組体操ですが、どのような中身でも、「仲間の支え」が必要です。一人だけで行う素晴らしい演技であれば、例えば「アジア大会の体操の個人種目」であり、これは素晴らしい演技に間違いはありませんが、組体操ではありません。
　この組体操には「協力」の二文字が登場します。この漢字を頭に描いてください。「力」が４つ入っています。すなわち「みんなが力を合わせること」が協力です。このような時、けんかやお互いに言い争っていては、何もできません。
　世の中には、嫌な争いがあります。このとき、互いの人権が無視され、自分勝手な行動や相手を傷つける行為が出てきます。同じ人間なのに、違いを盾にとって・・・。男女の違い、身体の違い、国の違い、皮膚の色の違い、民族の違い、宗教の違い、生まれ育ちの違い。互いを認め合うことができず、それを敵視してしまいます。
　国と国との戦争やトラブルなど大きなことから、ケータイやラインでの悪口や中傷など身近なことまで、これは共通しています。
　相手のことを考えない、ちょっとした一言が、相手の心を傷つける「ナイフという凶器」になる場合もあります。そして、その心の傷に薬を塗ることは簡単にはできません。
　先日から、１年では「いじめ問題解決」の学習を、２年は１学期の道徳の時間に、そして３年は、「９．１１」の取り組みで、それぞれ何が大切であるか学習を重ねてきました。
　「ちょっとした一言」が凶器に。しかし、反対に、「相手のことを気遣った思いやり」は、その人の心をとても癒します。すなわち、人間には生まれながらに「心の中に素晴らしい力」が備わっています。それを、出すことができるのか、それとも一生出さずに、人から非難されて生きていくのか。これはぜんぜん違います。
　学校という集団生活の場は、社会の荒波に出るための練習の場であります。協力や思いやりの気持ちをしっかりと出せるように学んでいかねばなりません。次のステップでしっかりと発揮できるよう、まずは体育大会で、その力を結集してください。

　賞状の伝達
　３ブロック柔道大会の表彰を行いました。
　今後も努力を積み重ねてください。