香簑小学校のお宝展示
10月27日(月)の全校朝会で、子ども達に紹介した130年前の教科書を11月玄関に展示しました。「日本読本」という教科書で、日本のいろいろなことについて読み物として書かれたものです。例えば お茶はどんなふうにつくられるか 外国船について 光の7色について 日本一高い山富士山についてなどたくさんのことについて書かれています。今回は、「くま」のことについて朝礼で読みました。「・・・・・・・くまは、水をおよぐ。白いくまと茶色いくまが、さむい地方に住んでいる。くまはおとなしい動物だけど、人がおどろかすとかならずおこる。おこると後ろ足でたち、前足で人をつかむ。熊の皮は敷き物や着物となり 肉は食べ物となり 油はランプに使ったり軟膏となる。」と書かれています。 130年前、テレビもスマホもインターネットもない時代、くまといわれても大阪に住んでいる人は見たこともない動物です。ですから、このような本がとても大切でみんな本をしっかり読んで勉強しました。香簑小学校には、これ以外に国語・算数・理科・社会など8冊の教科書が残っています。有形・無形いろんな形がありますが140年の歴史を感じる香簑小学校の大切なお宝です。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |