一泊移住１日目の活動は、予定どおり進んでいます。午後５時30分からは、食堂で夕食をいただきました。メニューは、鶏の照焼き・いかカツ・春雨サラダ・豚汁・漬物で、生徒たちには好評の献立でした。
　８年生は他の学年と比べれば、小集団の学年です。家や学校で食べる食事より、クラスの仲間でワイワイガヤガヤと、会話を楽しみながらいただく夕食は“クラス団らん”の雰囲気があり、自然と食がすすみ楽しそうでした。　

　入所式の後は、行動班に分かれて「フォトテーリング」を行いました。この活動は、班で協力し、どきどきビーチ内の『☆』印ポイントを探して、写真の番号チェックや問題の答えを考えていく班対抗のオリエンテーリングです。
　生徒たちは汗をにじませながら、チェックポイントではカードを提示し、先生に確認をしてもらっていました。限られた時間ではありましたが、新緑に包まれた施設内の樹木や彩りのある草花の中を歩き、また浜辺では、心地よい風に涼を感じていました。

　５月17日(土)、８年生は一泊移住で「大阪府立青少年海洋センター」に向かいました。正午過ぎには予定どおり、せんなん里海公園に到着し昼食をいただきました。
　その後は、レク係の進行で「レクレーション in 里海公園」と題する活動を行いました。「ビーチバレー」「フラッグ・アタック」「紙コップ大決戦」「ジャンケン・ドラクエ」などの種目で、班対抗戦に挑みました。童心に返って砂浜の公園で講じるゲームは、次第に白熱の様相を見せてきました。ここでは早くもパワー全開です。

　７年生はすべてのプログラムを予定どおり行い、いささか疲れた表情もありましたが、無事２日間の一泊移住が終了しました。午後３時過ぎにＪＲ新大阪駅東口で解散式を行いました。【写真左は７年１組、写真右は７年２組です。】
　集団づくりを目的とした行事で使用する施設では、「来た時よりもきれいに」ということがよく言われます。７年生も部屋や廊下などの掃除、使った調理器具やかまどなどを念入りにきれいにして帰りました。見た目が美しくなる清掃と同様、66期生にとっては、新しく出会った仲間とともに過ごした２日間。それぞれの良さを認め合う、心の成長(内面)にも磨きがかかったようです。

　今日の活動のメインである「野外炊飯」に取りかかりました。各班では、かまど係と調理係が連携しながら、おいしいカレーライスづくりに挑みました。カレールーやご飯の出来映えはさまざまでしたが、みんなで協力して楽しそうに取組んでいました。みんなで作ったカレーライスの味は格別のようで、班ごとでいただく時には、終始満面の笑みがこぼれていました。