10月3日の文化祭のトップバッターは2年の学年発表です。
2年生は1学期から取り組んできた「反戦・平和」のテーマ学習の中から、「沖縄」を文化祭の題材に取り上げました。
劇、エイサー、合唱、大道具・小道具、展示の5グループに分かれ、一つの舞台を作り上げました。
劇班:「さとうきび畑の花ゆれて」という劇をそれぞれの役になりきって熱演。沖縄における戦争中の子どもたちの現実、心情がヒシヒシと伝わり、戦時中にタイムスリップしたかのようでした。
エイサー班:沖縄の踊り「エイサー」を演舞。力強い太鼓のリズムに合わせ、息の合った踊りを披露して舞台のオープニングを盛り上げました。
合唱班:劇中に「さとうきび畑」の歌の美しくも悲しいメロディーを歌い上げました。
大道具・小道具班:背景画、戦闘機、岩など、劇に必要なさまざまなアイテムを作りました。また照明、音響などの裏方としても活躍してくれました。
展示班:エイサーの背景を飾った「紅型(沖縄の伝統的な着物)」、劇の始まりのスライド部分の切り絵を担当。完成度の高い作品となりました。
舞台を締めくくったのは「涙そうそう」の全員合唱。
2年生全員で作り上げた約30分の舞台の終わりには、感動の涙を流す観客の姿もチラホラ・・・平和の尊さを強く訴える舞台発表となりました。
写真上:演舞するエイサー班、背景は展示班の「紅型」
写真中:「さとうきび畑」を歌う合唱班
写真下:戦争中の子どもたちを演じる劇班。背景は大道具・小道具班のさとうきび畑