読書週間
10月27日から11月9日まで「文化の日」を中心とした2週間が読書週間になっています。
では読書はなぜ良いのでしょうか。ひとつは、その本の作者(著者)が一生懸命になって考えたこと、場合によっては一生かけて考えたことを、いくらかのお金を出せば知ることができます。もちろん図書館で借りれば、お金もかかりません。 そして本の中の風景を、自分の頭の中で、人それぞれに浮かべることができ、想像力(創造力)が養えます。テレビなどでは、ひとつの風景になり、ちょっと立ち止まって考える余裕がとりにくいです。(もちろんテレビには、他の有用な面もあります。) またスマホなどの普及により、書籍の電子化が進んでいます。安く早く手に入れることができ、新しい読書の形になっています。けれども、どの本を買うかが決まっている場合は便利ですが、書店や図書館のように、自分の知らなかった本を、「こんな本があったのか。」と見つけることは少し難しいでしょう。 一般的にインターネットには、新聞やテレビや本よりも広い範囲の情報や意見が」あります。しかし、自分の興味のあるホームページを見たり、そこからリンクをたどる人が多いようです。その結果、似たような情報や意見ばかりに接してしまうということが指摘されています。本来ならインターネットは、一番広く情報や意見を知ることができるはずなのに、皮肉にも他のメディアよりも狭い範囲しか見ていないということになります。 本の選び方にも同じことが言えるのではないでしょうか。もちろんスマホなどの新しい機器を使いこなすことは大切なことですが、広い範囲を見るくふうもほしいと思います。 江戸時代、戦の無い時代が長く続いたこともあり、多くの人が読書をし勉強をしていました。そういった素地があったからこそ、明治時代の近代化に対応できたのでしょう。江戸時代に多く読まれていたのが「論語」などの漢籍です。しかし明治以降は「役に立つ読書」が受け入れられるようになっていきました。これはもちろん日本の発展に役立ちました。 しかし読書には、もうひとつの役割があります。作家の曽野綾子さんが指摘されている「自分を創るための読書」です。「すぐに役立つ本」だけでなく、「自分の人格をつくるための本」も選んでみてはどうでしょうか。 読書の秋です。本校の図書館でも、たくさんの本があなたを待っています。 文化祭プログラム文化祭リハーサル
今日、29日は、舞台発表の部では、通しのリハーサルが行なわれました。
写真は、文芸部の光で描いたムービー、「PIKA・PIKA」と パソコン部制作の創作アニメ「秋物語」の様子です。 文化祭近づく「合唱練習」
今日も、6時間目は教室から合唱練習の大きな声が聞こえてきました。(写真)
2年生をのぞいて見ますと、リーダーを中心に、取り囲むようにして、一生懸命歌っていました。 また、あるクラスでは入退場から並び方を練習しているところも見られました。 文化祭当日が待ち遠しいです。 校内植物「リュウキュウアサガオ」
正門を入った左手校舎に「リュウキュウアサガオ」が、今咲いています。
見頃は、ちょうどこの時期、10月だそうです。開花時期も長く、6月から11月までとなっています。 1年草の普通のアサガオは、朝、咲いて、夕方にはしぼむのですが、この「リュウキュウアサガオ」は、1日咲いているのが見れるのが特徴です。 名前の通り、沖縄など亜熱帯地域から来た多年草植物で、アサガオに比べると格段に強さのある植物です。また、花の色が変わるのも特徴だそうです。 |
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