9年1組の劇『OMO+(CHA)3 (オモ プラス チャチャチャ)』雨降るある日、いらなくなったおもちゃが段ボール箱に入れて捨てられました。しばらくして、通りがかった「こうき」が家に持って帰ります。「あっ、あんなところにおもちゃがある。俺、これもらおっと。」おもちゃで遊んでいた「こうき」がごはんの時間になって、部屋を出ていきました。すると・・・。おもちゃたちが動き出しました。「久々に動いた〜。」おもちゃたちは、部屋にあるいろいろなものに興味深々。「まって、みんな。落ち着いて、ここにおっていいの?また捨てられるかもしれへんで。」「大丈夫やって、いい人そうだし。」おもちゃたちは、またすてられるのを心配しています。しかし、「こうき」はおもちゃっちを大事にし、数年がたちます。「こうき」も高校生になりました。そこで、おもちゃを保育園に寄付することにしました。 保育園では、別のおもちゃ「たくみ」たちに出合います。ところが、「たくみたち」は、おもちゃを大事にしない人間たちに思い知らせてやろうと計画しています。大変です!やさしい「こうき」の身に危険が・・・。 9年2組の劇『FROZEN WORLD(フローズン ワールド)』ある王国があった。だがそこは深い深い雪に包まれていた。「ああ寒い寒い!」「8月なのにこの寒さは異常だな。」「前までは春も夏もあったのにな。」「なんでこんなことになってしまったんだろう・・・。」「王と妃が事故で亡くなられたこととなにか関係があるのかなあ。」「おい!そんなこと言うなよ!」「だってその後、女王になられた娘のショルサ女王も行方がわからなくなったし・・・。」「この国はこれからどうなってしまうのだろう・・・。」 そんな中、この国で唯一希望を持ち続けていた人がいた。女王の妹のハヤ王女です。行方不明の姉ショルサ女王を探し出します。ショルサ女王の氷った心が魔法の力となって、王国を凍てつかせていたのでした。ショルサ女王に「夢と希望」を持たせることが、凍てついた王国を救う唯一の方法・・・。 8年2組の劇『桃太郎ビームはもういらない〜勇気をもって、自分の力で〜』ある日の電車の中、座席はうまり、何人か立っています。気の弱そうな学生の前に1人の人が来ます。「おい、お前、席かわれや。」「えー、僕、足をけがしているんです・・・。」「うるさい、だまれ、素直にかわればいいんじゃ!」そこに、車掌が来ます。「あれ、そうされました?」・・・周囲は見て見ぬふり・・・。 その日、学校に転入生の「桃太郎」が来ました。学級でのもめごとのとき、「桃太郎」が、なにやらカバンから取り出しました。「桃太郎スロー再生ビーム」・・・。今、起こったことが一部再生されます。そして、もめごとは解決。そんな中、生徒たちは、いつまでも「桃太郎ビーム」に頼っていてはいけないと気づきます。 電車の中、ある人同じ出来事があります。さて、みんなは、どんな行動をとったでしょうか・・・。 7年1組の劇『転入生がやってきた』オープニング、校長先生と教頭先生が校内巡視中。「いやあ、この学校は平和だね。教頭先生。実にすばらしい学校ですよ。」「ほんとですねー。これも、校長先生のお力のおかげですー。」「いやいや、子どもたちと先生方ががんばってくれているからですよ。」 ここは、希望ヶ丘中学校。なんのへんてつもない、平和な学校です。なんですが・・・。ある日、転入生がやってきました。 7年2組の劇『緊急干支会議』オープニング、神様の登場です。「皆は、干支の十二支を知っておるか?毎年、年賀状を書くときだけ思い出す。そんな人間も多かろう。神であるわしが、新年のあいさつに来た動物たちに、その役割を与えたのが始まりじゃった。ちなみに、今年の干支は何だったか、おぼえておるかの?ん?ほれ、すぐに出てこんじゃろ。干支としての存在意義があるのは、悲しいことに年賀状を書くときだけなのがほとんどじゃ。それでは寂しすぎる。じゃから、わしはある決断をした。これから皆には、ちと、干支の十二支たちが集まる様子を見ていただきたい。わしの決断に、彼らがどんな答えを出すのか、とくとごらんあれ。」さて、神様に召集された「緊急干支会議」、どのような展開となるか・・・。 |
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