お正月献立さけちらし、ぞう煮、焼きれんこん、牛乳 「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」という言葉に違和感があるようになってきました。今日から給食が始まりました。お正月の献立です。 今年は「ぞう煮」を食べられたでしょうか?給食の雑煮はみそを使ったぞう煮です。大阪市で収穫された「金時にんじん」を使っています。子どもたちは、お正月献立にしか使わない「金時にんじん」をおいしそうに食べていました。「金時にんじん」の赤と「みつば」の緑が鮮やかな「ぞう煮」になりました。 焼きれんこんを見て、おせち料理を思い出している子どもがいました。焼きれんこんではありませんが、おせち料理にれんこんを使いますね。「先を見通せるように」という意味を紹介しながら、教室を回りました。 お正月料理を食べると「今年がよい年になりますように」と願う気持ちが湧いてきますね。 冬野菜のカレーライス冬野菜のカレーライス、ブロッコリーのサラダ、みかん、牛乳 今日は、2学期最後の給食になります。みんなが大好きなカレーライスでした。今日のカレーライスには、「だいこん」「れんこん」の冬野菜が入っています。「れんこん」は、シャキシャキしておいしかったです。 ブロッコリーも今が旬の野菜ですね。旬の野菜は、少しゆですぎても柔らかくなりすぎないので、使いやすいですね。 2013年12月に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されて、1年がたちました。私は、「和食」について保護者の方にお話させていただく機会が多く、野菜の旬やお魚について意識した1年でした。今年の新米のおいしさと価格の安さに驚きました。私は奈良県に住んでいるので、近くで地元の新鮮な野菜を手に入れることができ、また、新種の野菜もいろいろ作られているのを見ることもできます。これらの野菜をうまく活用してもっとおいしい料理を作れたらいいな・・・とも思っています。 これから迎えるお正月では、どんなお料理を作ったり食べたりされるのでしょうか。おいしいお料理にまつわる楽しい思い出ができますよう願っております。(栄養教諭) さけのマリネさけのマリネ、肉だんごと麦のスープ、豆こんぶ、コッペパン(バター)、牛乳 「さけのマリネ」は、角に切ったさけにでんぷんをまぶして油であげ、たまねぎも使って作ったマリネ液をかけたものです。家庭では手間がかかるのでなかなか作れませんが、 夏休みの給食展で保護者の方にご試食いただいて好評でした。 スープは、押し麦を入れています。押し麦を煮る時間を工夫するとプチプチとした食感が楽しめます。煮すぎるとスープを吸って柔らかくなってしまいますので、気をつけてください。私も昨年は押し麦を入れたスープを何度かつくりました。2日分まとめて作った場合は、2日目に押し麦を入れていただくと飽きずに食べられるろ思います。麦には、食物繊維が含まれています。(栄養教諭) 豚肉と干しずいきの煮もの豚肉と干しずいきのみそ煮、五目汁、焼きかぼちゃ、ごはん、牛乳 「ずいき」は、里芋の葉柄(葉とくっついている茎のような部分)のことです。下の真ん中の写真は、福島小学校の玄関近くで育てられていた里芋の全体を写したもので、右が里芋だけを写したものです。 家庭では、なかなか使わなくなった食材ですが、給食では年2回ほど使っています。この「豚肉と干しずいきの煮もの」の評判はよく、「おいしい」といっておかわりしてくれている子もいました。「『なすだと思った。』」といっている子もいました。色、形は、なすに似ていますが、ずいきの方が歯ごたえがあります。干しずいきは、徳島県産です。 寒くなってきました。今年は22日(月)が冬至です。かぼちゃを食べて、ゆず湯に入って風邪をひかないようにお過ごしください。(栄養教諭) ほたて貝のクリームシチューほたて貝のクリームシチュー、キャベツと三度豆のサラダ、りんご、レーズンパン、牛乳 「ほたて貝のクリームシチュー」は、小さく切った「ほたて貝」を使いました。「ほたて貝」は下ゆでしています。このゆで汁には旨みがたっぷり出ているので、シチューの水として加えました。クリームシチューの白にほうれん草の緑色がきれいで、見た目からしておいしそうですね。(写真をご覧ください。) にんじんは、それぞれのクラスのシチューを入れた食缶に2つずつハート型のにんじんを入れました。これを「ラッキーにんじん」と呼んでいます。 「りんご」は、山形県産の「ふじ」という種類でした。蜜が入っていておいしかったです。 「レーズンパン」はあまり人気がありません。レーズンには鉄分が含まれているので、なるべく食べてほしいと思っています。(栄養教諭) |
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