土曜授業 11/1 (合同防災訓練)自分の身の守り方やみんなで協力して命を守る大切さ、また、「地域の一員として自分自身に何ができるのか?」を再認識できた防災訓練でした。 5年生、天気の出前授業を実施しました!NPO法人気象キャスターネットワークの方に来ていただき、授業をしてもらいました。 5時限目は、「天気の仕組み」と題して、雲のでき方や雨の降り方の仕組みや、世界で起こっている砂漠化等の環境問題についてお話してもらいました。実験を交えて、雲のできる仕組み等を学ぶことができました。空気や水を大切にすることを感じ取れたと思います。 6時限目は、フロンについて学びました。とても便利で役立つフロン。ところがそのフロンがオゾンホールや地球温暖化の温室効果ガスとなっていることを教えてもらいました。その対策として、回収する人の姿や無害化処理の様子をDVDで見せてもらったり、新しい無害化フロンの開発の話など、フロン問題への最近の取り組みについて学びました。また、学校のエアコンにもフロンが使われていることを観察し、そのフロンが二酸化炭素の何倍か計算したり、エアコンの構造を実物で見せてもらったりと、体験を踏まえて学習できました。 今日の2時間で、地球を守る取り組みの大切さを改めて学びとれたと思います。5年生は、長時間、とても真剣な表情でお話を聞くことができ、とても立派でした。 社会見学に行きました!まずは、中央市場!果実売り場では本物のセリを見せてもらい、指で数字を表して取引することを教わり、セリ体験をしました。水産や蔬菜ではでは、たくさんの海産物や珍しい野菜を見せてもらって、豊富な食べ物の様子を楽しみました。DVDとお話の中で、中央市場の果たす役割(食料品の安定供給、適正価格の実施、食料品の安心安全保障等)をしっかりと聞いて、その大切さをしっかり聞き取ることができました。 次に、津波・高潮ステーションを見学しました津波高潮の起こるシステムと、過去の被害の様子に驚いたり、心を痛めたりと、その恐ろしさや普段から備えることが大切さなど、防災の意識を高めていました。特に、ダイナウェーヴ鑑賞では、迫力の映像に、より恐ろしさを増しながら、どういうことを普段から考えて、その時、行動すればよいか、一人一人がとても考えるきっかけになったと思います。 最後に大阪港の防潮堤見学では、津波高潮ステーションで説明を聞いたっ防潮堤を実際に目の当たりにして、感慨深げでした。港湾局の方の協力のもと、防潮堤の開閉操作を実体験し、その大切さと、防潮堤にかかわる人たちの仕事によって、自分達の安全安心な生活が守らていることを感じ取ることができました。 たくさんの人々の仕事によって、食や防災など、自分たちの暮らしが成り立っていることを、実際に見学することによって、改めて学ぶことができた、そんな貴重な一日となったと思います。その場その場で、5年生はとても真剣に話に耳を傾け、熱心に見学できました。 5年生、学年発表をしました!「世界が一つになるまで」を2部合唱し、高く澄んだ美しい声を響かせることができました。「威風堂々」「キリマンジャロ」の合奏では、みんなで協力して息の合った演奏を発表できました。 大きな拍手に、安堵の表情を浮かべながらも、やりきった達成感で、少し誇らしげでした!5年生のみなさん、とても立派でした!お疲れ様でした! 沖縄のジュゴンについて教えてもらいました!沖縄の海や山、森の美しさ、そこに住む生き物の多様性や、そこにしか生息しない独自の進化をとげた固有種について、DVDや写真で説明してもらいました。その中でも特に貴重で、絶滅の危機に瀕しているのがジュゴンとの話に、子ども達はとても驚いて様子でした。 ジュゴンの生態、特に、泳ぐ姿やアマモなどの海草を食べる姿もDVDで見せてもらい、そのかわいらしい姿に子ども達は興味津々でした。中でも、自然のジュゴンの傷だらけの様子や、海草を食べる様子、また、骨格が象に近いことなど、驚きの連続でした。海草を食べるジュゴンのお蔭で海底の砂や土が耕され、新しい海草の土壌となっているという、命のつながりにも、なるほどとうなずいていました。 沖縄の歴史も説明してもらい、沖縄戦やその後の基地の集中に子ども達は驚きを隠せない様子でした。中でも、今、ジュゴンの生息が多々確認されている名護市辺野古への基地移転の話には、どうしたらいいんだろう?と自分のことのように、心配したり、考えたりする児童の姿も見られました。 4年生は沖縄総合学習、5年生は社会科の「沖縄の暮らし」、6年生は平和学習と、それぞれの学習の一環として、たくさんのお話を聞くことができ、実りの多い1時間となりました。このお話をきっかけに、沖縄やジュゴン、戦争や基地、またそのほかの様々な社会の出来事にドンドン関心を持って、目を向けていける子ども達に育ってほしいと思います。 子ども達の感想 「私は、沖縄のジュゴンが絶滅の危機だったとは知りませんでした。野生のジュゴンは、体は傷だらけでした。鳥羽水族館にメスのジュゴンがいるらしいです。そのジュゴンは、2メートル、体重300Kgです。そして、ジュゴンはきれいな海の浅瀬に生えている海草を食べて暮らしています。その海を、アメリカ軍が基地を作ろうとしています。私は、基地を何個作れば気が済むのかが気になります。」 「ジュゴンを生で見たことないけど、大きくてまるまるしてる物だと思っていました。それが今、絶滅しかけていると聞いて、『なんで?』と思いました。 ジュゴンはイルカの仲間と思っていました。それが、ゾウの仲間と聞いてびっくりしました。ゾウは、土を歩くのに、ジュゴンはなぜ海の中なのか?そう思いました。 ジュゴンの住んでいる所に米軍基地ができると聞いて、『かわいそう』と思いました。なぜ、絶滅しちゃうのに基地を作るのだろう?と思いました。 ジュゴンのお話を聞いて、生き物を大切にすることが分かりました。虫だからといって意味もなく殺したりしては、絶対にいけないことがわかりました。ジュゴンだけとは限らず、生き物を大切にするよう努力します。色々なお話ありがとうございました。」 |
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