午後２時を回った途端、学校の電話のベルが鳴りっぱなしに・・・。
　生徒たちや保護者から、続々と電話が舞い込んできました。
　「良かったな！」、そして「そうか。アカンかったか。そしたら切り替えて、公立後期にチャレンジや！」担任の先生方も、その内容に、一喜一憂です。
　１５歳の厳しい春。本当の暖かさは、これからです。
　残念な結果に終わった諸君。君たちには、これから新しい希望の光が注いできます。決して見失わないように、頑張ってください。

　１年の教室では、担任の先生方や、係りの生徒がシチューをお皿に盛りつけています。
　「ちょっと、多く入れてほしいなぁ！」

　月曜日は食缶の日。本日はクリームシチューです。
　いいですねぇ。温かいシチューは身体も心も、ほっこりさせます。
　白身魚と、デザートにいちごも。

　卒業式は在校生全員が出席できないため、６日（金）に送る会を行います。
　企画と運営は生徒会執行部。そこで、１・２年生全体に周知徹底するために、リハーサルを行いました。
　本番では、３年生の心を揺さぶるよう、お願いします。

　２か月ぶりの体育館での全校集会です。
　３学年全員が揃うのも、久しぶりです。

　校長講話
　皆さん、おはようございます。久しぶり全員生徒揃っての全校集会です。そして、２か月ぶりの体育館。天井を見上げてください。古い蛍光灯の照明が無くなって、明るいＬＥＤの照明に変わりました。
　さて、早くも３月。１月は行く、２月は逃げると過ぎて、とうとう３月です。３年生は来週卒業式ということで、カウントダウンに入ってしまいました。振り返れば、あっという間の一年間だったと思います。残り１０日、悔いのないように大切にしてください。
　そして、今日は公立前期の発表です。午後２時、合否は郵送ではなく、学校に見に行きますので、とても緊張すると思います。高い競争率、とても厳しい戦いですから、明暗は出てしまいます。緊張は先生方も同じ、２時過ぎの電話のベルで、心が揺らぎます。何とか吉報を待っています。しかし、桜は咲かなかったとしても、しっかり前を向いて、後期試験へのチャレンジや、私学高校に進学して、また３年間頑張ることが大切です。要はどこの学校であっても、そこで自分をしかし、成長しなければなりません。
　ところで、１２日は卒業式ですが、それに先立って、先週女子高校の卒業式に参列してきました。高校なので、卒業式はあっさりとしたものかと思っていましたが、なんのなんの。感動と涙の式典となりました。
　まずは卒業証書授与。高校は人数が多いので、担任から名前を呼ばれて返事をし、代表生徒が総代として壇上にのぼって、証書をいただきます。驚いたのは、返事の声の大きさでした。「はい！」の声が会場いっぱいに響き渡り、この声に担任は感動し、涙声になって名前を呼ぶことが・・・。保護者席や来賓席も涙に包まれました。そして、極めつけは、式に出席できなかった生徒の名前が担任から呼ばれると・・・。クラス全員が「はい！」　この声には目頭が本当に熱くなりました。
　答辞や卒業の歌では、これまで３年間の思い出が・・・。先生方からの叱咤激励から始まり、生徒たちが勉強やスポーツに目覚め、やがて自信をつけ、パワー全開に。胸を張れるまでに成長したことがわかりました。
　やっぱり学校は、生徒がいて、先生がいて、友だちの支えがあって、そこに信頼が生まれる。本当にいいところであるということを確認しました。
　君たちも、このようにして集まるのも、あと数回です。後輩は先輩の姿をしっかりと心と眼に焼き付け、そして、先輩は後輩にしっかりとバトンを渡してほしいと思います。
　残り１０日。お互いに悔いのないように過ごしましよう。そして、素晴らしい卒業式にしましょう。

　生徒会からの連絡
　　生徒専門委員会から、それぞれ３月の月目標が発表されました。