平成２６年１０月３１日（金）、４年生は社会見学で、防災センターに行きました。そこは、地震に対する様々な体験活動が用意され、喜連小学校以外にもたくさんの方が来ておられました。
　２クラスでは、少し人数が多いため、１クラスずつに担当の方がついてくださり、分かれて回ってくださいました。何人かの児童が振動する椅子にすわり、震度３〜５くらいの体験をしました。その後、実際の地震が起こった際に一番心配される火災についての話をしてくださり、地震後に、電気やガスを止めたり、煙の中を避難したり、消火器で消火作業を体験させていただいたりしました。また、館内に地震後の街並みを再現しているコーナーがあり、火災が発生したときに、電話で通報する仕方やガラスの破片や倒れているバイク、ガス管、落下物に注意することなども詳しく教えていただきました。ただ、児童にとって、一番印象に残ったと思われるのは、大地震の体験コーナーです。身近で起こった阪神淡路大震災や今後３０年以内に起こると想定される南海地震の体験をさせていただきました。最初は緩やかに振動していたのがだんだん激しくなってきて、その振動のすごさに児童はびっくりしていました。最後に、地震から火災が起こるお話のアニメを見せていただきました。
　まだ、怖い地震体験をしていない児童にとって、あまり身近には感じられないかもしれませんが、地震の怖さを頭に入れ、万が一の時に迅速に行動できるようにしてほしいと思いました。防災センターの皆さん、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

　平成２６年１０月１６日（木）、３年生は社会見学で校区にあるライフに行きました。今まで見学させていただくことがなかったのですが、今回初めて見学させていただくことになりました。事前には、打ち合わせの時間をとっていただき、スムーズに見学することことができました。
　まず、クラスごとに分かれて、見学をしました。１組は、バックヤードといって普段見ることのできないスーパーマーケットの裏側を見せていただきました。そこでは、肉や魚のパックづめ、機械でつくる握りずし、冷蔵庫・冷凍庫、コンピュータ室、在庫の品々などを見ることができ、児童は興味津々で見学していました。２組は、グループに分かれて、１階の食料品売り場を見学しました。ライフの方から、クイズのプリントをいただいて、楽しみながらみんなで協力して回りました。その後は、１組・２組が交代して回りました。児童は、学んだことやわかったことをプリントに書き込み、どのグループもきまりを守って行動することができました。
　見学後、質疑応答の時間をとっていただき、児童が個々に疑問に思うことに、ライフの方が丁寧に答えてくださいました。児童は普段見れないところを見せていただいたり、分からないことをたくさん知ったりすることができ、大変勉強になりました。ライフの皆さん、お忙しいところ本当にありがとうございました。
　

　平成２６年１０月３０日（木）、３年生は社会見学で駒川商店街へ行きました。地下鉄に乗り、駒川中野まで行き、少し歩きました。移動や電車での態度などきまりを守ってきちんと行動することができました。
　商店街に着いてから４〜５人のグループに分かれて行動しました。見学・インタビューしている最中に、アナウンスで、喜連小学校の児童が社会見学で来ていることを伝えてくださいました。児童の様子を見ていると、普段よくしゃべる児童も、何か恥ずかしそうに緊張しながら、インタビューしていました。店の方やお客として来られている方々も丁寧に答えてくださいました。
　知らない人にものを尋ねたり、お礼を言ったりすることに慣れない児童は、少し緊張ぎみでしたが、分からないことを知ることもでき、良い社会勉強になったと思います。駒川商店街の方々や、答えてくださった方々、お忙しいところ本当にありがとうございました。

　平成２６年１０月２２日（水）、４年生は遠足で大阪市立科学館に行きました。電車の中では、きちんと決まりを守り、静かに行動することができました。
　科学館に着いて、まず、プラネタリウムの見学をしました。学芸員の方が、月や太陽の動きや星の動きなど普段何気なく見ている空の様子を、時間を短縮して見せてくださいました。大阪では、夜、至るところで照明がされており、３００程の星しか見ることができませんが、もし、その照明をすべて消すとどうなるか見せてくださり、空一面に広がった星の多さに児童は歓声をあげていました。その後、館内の展示物をグループごとに見て回りました。電気・鉱物・磁力・宇宙など科学を体験しながら学べる展示物がたくさん用意され、児童は興味深く、楽しみながら活動していました。昼食後も展示物を見学する時間があり、児童はゆったりと活動することができました。
　帰りに少し雨が降ったのが残念でしたが、全体的に楽しく有意義な遠足になりました。大阪市立科学館の皆さん、いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。

　平成２６年１０月１６日（木）〜１７日（金）にかけて、６年生は、広島・大久野島へ修学旅行に行きました。
　１日目はとても天候が良く、気持ちよく活動することができました。広島の平和記念公園に到着し、まず最初に、動員学徒の慰霊碑前で平和集会を行いました。多くの方が来園し、とても混雑していましたが、集会後、公園内で昼食をとり、碑めぐりをしました。その後、リニューアル中で半分しか見れませんでしたが、平和資料館の見学をしました。原爆が投下された時に被害を受けた品々が展示されており、原爆の恐ろしさを今に伝えていました。それから、平和記念公園を後にし、大久野島に向かいました。大久野島はたくさんのウサギが自然に生息しており、そこに国民休暇村があります。そこで、入舎式を行い、食事をとった後、ウミホタルの観察をしました。宿の方が海にウミホタルを放つと、波に揺られ青白く光ってとてもきれいでした。また、空を見上げると、星が空一面に広がり、大阪では見れない夜空を見ることができ、素晴らしい体験ができました。
　２日目は６時に起床し、食事をとった後、毒ガス資料館を見学しました。その後、班ごとに分かれて全員、島内サイクルラリーを楽しみました。また、ここでは、いろいろなアクティビティが用意されており、それぞれ、フィッシング・山頂アタック・ネイチャーワールドから希望する活動を選び参加しました。活動終了後、宿舎に帰り、昼食のカツカレーライスを食べました。おかわり自由だったので、長蛇の列ができました。食事は全体的に、児童の大好きな献立にしてくださり、大満足だったようです。最後に、船で島を出るときに、宿舎の方がお見送りをしてくださるのですが、なんと、その方が海に何度もダイビングをしてくださり、児童は大喜びでした。
　バスでの移動が長いのが大変でしたが、原爆ドームや資料館を見学し、大久野島では普段体験できないことができ、良い思い出になったことと思います。国民休暇村の皆さん、いろいろとお世話になり、ありがとうごさいました。