お正月の行事献立「さけちらし」「ぞう煮」「焼きれんこん」「牛乳」 さけちらしには紅ざけのフレークを使用し、全体がピンク色のお祝いらしい華やかさを出しています。 ぞう煮は、だしをとり、関西風に白みそを多く使っています。白玉もちや金時にんじんを具材にして、紅白で正月のおめでたいぞう煮らしさを出しています。にんじんは、東洋種と西洋種に大きくわけられますが、私たちが通常食べているのは西洋種で、東洋種である金時にんじんは、この季節に主に正月用として出回るくらいで、生産量は多くありません。原産地が大阪市浪速区のあたりで、大阪市なにわの伝統野菜のひとつです。 焼きれんこんに用いるれんこんは、「先の見通しがつく」といういわれで、おせち料理によく用いられる食材のひとつです。 ☆ぞう煮の名前の由来☆ もちや野菜、海のものなど、いろいろな食べ物を入れて煮ることから、この名前がついたといわれています。 おもに、お正月に食べます。地方や家庭によって、具や味つけなどに工夫があります。 給食スタート今日の献立は「チャンポン」「きゅうりとコーンの中華あえ」「みかん」「コッペパン」「牛乳」です。「チャンポン」は汁にとろみをつけているので冷めにくく、寒い時期に体の温まる献立です。コッペパンには、昨年から登場したアプリコットジャムがつきます。 ☆チャンポン☆ 明治30年ごろ、中国の料理人が、長崎県の中国人留学生のために、安くて栄養もボリュームもあるめん料理を考えました。このチャンポンという言葉はいろいろないわれがあります。 ・中国語の「簡単なごはん」という意味の「喰飯(シャンポン)」から名付けた。 ・ポルトガル語の「混ぜる」という意味の「チャンポン」から名付けた。 他にもいろいろな説があります。 |