５時間目は、２年１組の教室で山本先生が道徳の授業を行いました。『ロレンゾの友達」という読み物教材を使って、励まし合い高め合える生涯の友について、学びあいました。今の２年生の日々の課題と結びつく、心にせまる授業が展開され、生徒は真剣な様子で話し合っていました。
　６時間目は、１年生１組以外は全員下校し、柴島中の全員の先生で菅先生の道徳の授業を参観し、そのあと研究協議を行いました。１年１組の生徒も当初は、「なんで俺らだけ残るの！」と不満も聞こえていましたが、実際に授業を受けると、菅先生の温かい雰囲気の声や指導内容で、どんどん授業に引き込まれました。最後の「ＧＩＦＴ」のビデオの視聴時には、全員が画面に釘づけとなり、寛容と謙虚な心を持って、それぞれの色できれいな虹を１組につくりましょうで締めくくられました。「授業がとっても楽しかった！」「６時間目残って、逆によかった！」という生徒の感想文がとても印象的な授業でした。

前回までの授業で、班ごとにタブレットを使ってプレゼンテーションソフトでスライドショーを作成し、発表用の原稿を英語で準備していましたので、今日は、班ごとに順番にみんなの前に立ち、タブレットの画面を大型モニターに映し出して、英語で説明するという発表になりました。どの班も、見事にタブレットを使いこなして、ビジュアル的にも、見る人がとても興味をひかれるようなスライドができあがっていました。また、一番メインとなる英語での発表自体も多少緊張した面持ちながらも、みんな堂々とスピーチしていました。

こうした学習をとおして、英語の力だけでなく、コミュニケーションの力やプレゼンテーションの力が養われると思いますので、今後もこのような学習の機会があればぜひ頑張って取り組んでいって欲しいと思います。

(左写真は「宇都宮ぎょうざ」について発表した班の様子。とってもおいしそうな写真が！見ただけでヨダレが落ちそうです…(^_^))
(右の写真は沖縄の「たこライス」について発表している班です)

（左）東淀川消防署から、多数の消防士が来られて、２つのブースをつくってくれました。一つは、水消火器と（中）簡易担架づくりです。
（右）もうひとつは、三角巾による応急処置の体験です。

どのブースも生徒たちは、真剣に取り組んでおり、明日にも来るやもしれない災害に対して十分な備えをつくりつつありました。「助けられる側」から「助ける側」へのボーダーラインは越えられたでしょうか？

ご協力いただきました、東淀川消防署、区役所、町会長、防災リーダー、青少年指導員、そして地域の皆様方、ＰＴＡの皆様方、本当にありがとうございました。

（左）体育館では、地域の方が、非常時の資器材の取扱いや、配置場所の説明をしていただきました。
（中）格技室では、青少年指導員の方が、段ボールハウスつくりを体験させていただきました。
（右）第１会議室では、区役所の方が、非常時のスリッパの作り方を体験させていただきました。（続きは３で）

話す内容は、大変おもしろく、わかりやすく、音楽や動画をタイミングよく入れて、９０分の講話があっという間に終わりました。特にラストの方は、大感動のフィナーレで、そこかしこで、涙を流す生徒がいました。

以下に生徒の感想（抜粋）を掲載します。
○あきらめずにがんばることや、親に感謝するなど、大切な事を色々教えてもらった。
○あきらめへんかったら、夢は叶うってことが分かった。
○親と毎日のようにケンカしてたけど、ちゃんと親に感謝しようと思った。
○信念を持つためには、願望と憧れを持つことが大事だということがわかった。
○的場先生の言葉は、どれも心に響き、感動しました。最後の動画なんて、思わず涙が出てしまいました。本当によかったです。
○感動した。自分のこれからの生き方について考えようと思った。家族に感謝しなあかんと思った。
○最初は長いねんやろうなと思ってたけど、話しが始まったら、とてもおもしろくて笑いまくっていたけど、途中からだんだん不思議な話になって、自分にあてはまることがほとんどで、けど感動した。
○すごくいい話で感動しました。ビデオ全部が感動して泣いてしまいました。特に弁当の話はやばかったです。お母さんに感謝しないといけないと思いました。これからは、「ありがとう」をいっぱい言っていきたいです。
○話を聞いて、とっても良い話だと思った。僕はちょっと母親にいろいろと反抗してやつあたりしいたけど、感謝しようと思いました。
○自分でもなかなか変わらなくて、勉強のしかたもあまりわからなかったけど、的場先生の言うとおりのことが私にも起こっていたので、これからは自分を変えてみようと思った。