今朝の児童集会で、３年生が言葉遊びを使った発表を披露してくれました。古典落語の「寿限無」をモチーフにした群読、小噺、谷川俊太郎の詩の群読などとてもユニークな発表となりました。子どもたちの声もよく出ていて、見ている学年もオチの部分で吹き出してしまうそんな場面が随所に見られました。

４年生は自分たちの足と自分たちの目を使って地域を回り、防災マップづくりに取り組みました。２〜３人のグループに分かれて、大震災などが起きた時に気を付けるべき個所や安全な避難ルートなどを考えました。
　子どもたちは、「ここの看板はあぶないな。」「お年寄りや車いすの人にはこの階段は登れない。」などとつぶやきながらそれらの危険性に気づくことができました。みんなによく伝わるように、デジタルカメラで写真におさめていました。
　さて、どんな情報をいれた防災マップが完成するでしょうか？楽しみです。

　全児童が９つのグループに分かれ、町の清掃を行いました。
　一見美しく見える道も、歩道の端や植え込みを見ると、ある！ある！ある！実にたくさんのゴミが捨てられています。
「わ、植え込みのなかにゴミが多いぞ！」「だれが、ペットボトルをポイ捨てしたんやろ？集めたらワクチンに変わるのになあ。」
たった３０分ほどの清掃活動でしたが、空き缶、ペットボトル、吸い殻、お菓子の袋、スーパーの買い物袋などで用意したゴミ袋がいっぱいに！自分たちの普段の行動をふり返るのにもよい活動になったと思います。

社会福祉協議会からゲストティーチャーをお迎えし、車いすに関する学習を行いました。車いすを押す時の注意点やちょっとした思いやりの行動をいろいろ教えていただきました。その後、自分たちで「乗る人」「押す人」役割を交代しながら教えてもらったことを一つずつ確かめました。「急に動かされてびっくりした。声をかけあうって大事やな。」素晴らしい気づきをする子もいました。

１７時２５分　全員元気に学校にもどってきました。「ただいま！」というあいさつの声は少し疲れ気味でしたが、表情はしっかり楽しめた、良い体験ができた、友情が深まったという気持ちと安心できるホームグランド帰ってきたという安堵の顔つきでした。
お家でも楽しい土産話をしてくれることと思います。