社会体験研修一定の勤務年数を迎えると、教員は「社会体験研修」を行います。勤務年数とともに教育に関しては専門性が高まる一方で、他職に対する幅広い知識や経験が乏しくなるとの懸念から、このシステムが取り入れられています。 本校でも4人の教員が3日間にわたってとりくみました。 うち2名は「生野図書館」で、今まで知らなかった図書館利用の方法を学んだり、普段目にできない裏方の業務の膨大さを実地で体験できました(写真上)。 また、「舎利寺リハビリセンター」において介護・介助について研修した教員(写真下)は、今までの知識に加え実体験でしか得られない貴重な学びをしました。子どもとのふれあいに共通する部分もあり大変勉強になったようです。 いずれも、普段とは違う業務に緊張感をもって真剣に取り組み、様々な方との関わりから社会人としての大切な心がまえを再認識していました。終わった後は、施設の方の大変丁寧な対応や受け入れに感謝していました。 「社会体験研修」は限られた教員のみしか行いませんが、この夏休み中に、教職員は集中して研修・研さん会に参加しています。課業中(授業のある間)にも研修会等は行いますが、十分にできないところがどうしてもあります。長期休みは、それを補い、また新たな資質を身につけるための研修・研鑽会が数多く設定されています。 子どもたちは、先生たちもお休みだと思っているようですが、長期休み中でしかできない業務の合間を縫いつつ、資質を高める自己研さんを日々積んでいます。とは言え、課業中に比べればホッとできる期間です。研さんは研さん、休養は休養とメリハリをつけ、子どもたち同様パワーアップした姿で新学期を迎えてもらいたいものです。 ふれあいプール
8月2日(土)
子どもたちが楽しみにしていた「ふれあいプール」でしたが、東シナ海付近で発生した台風が予想通り影響し、前日の猛暑一転、暗雲立ち込める天候となりました。 午前中は、雨が降り出したため、やむなく中止にしました。しかし、この日を楽しみにしていた子たちも多く、小降りになったので、午後の部は決行しました。12時過ぎには待ちかねた児童が学校にやってきました。 小雨ぱらつく中ではありましたが、児童約50名、大人約10名ほどの参加があり、家から持参した浮き輪やボールを用いたり、潜りっこや泳ぎの練習、鬼ごっこなどをしてさまざまに楽しみました。 参加者には、最後においしいジュースが配られました。 PTA保健厚生委員会のメンバーを中心に多くのPTAの方々には、見通しのつかない行事にも関わらず最後まで細やかに運営して頂きました。おかげさまで今年も子どもたちがよい思い出を作ることができました。ありがとうございました。 夜間パトロール(8月)台風の影響で天候が不安定の中、定例の夜間パトロールが行われました。 今回も、多くの地域の方々が集い、青少年の健全な育成のために生野の町を練り歩きました。 次回は9月4日(木)です。ふるってご参加ください。 ラジオ体操(前半)7月25日からはじまっていましたラジオ体操が終了しました。PTA保健厚生委員会の皆さん中心に、早朝より実施して頂きました。 長期休みはどうしても生活リズムが崩れがちです。学校生活だけでなく、社会に出ても夜型の生活リズムよりも朝方の生活リズムが推奨されています。今のうちに身につけておきたいことの一つです。 「朝が苦手」は一度定着すると脱却するには大変な労力が必要です。今のうちに小さな努力を重ねることをするのとしないとでは、将来において大きな開きが出るのは当たり前のことではないでしょうか。頭でわかっていてもなかなか実践できないことの一つですが、夏休みはそういうことにチャレンジする大きなチャンスです。がんばってみてください。 後半のラジオ体操は8月23日からです。ぜひ参加してください。 林間学習5年生にとっては待ちに待った林間学習。天候が危ぶまれたものの、晴れ間を縫ってすべての行事をこなすことができました。 宿舎は新しく、トイレやお風呂など最新の設備で快適に過ごすことができました。(写真上) 初めての宿泊行事でしたが、みな先生の指示をよく聞いて、行事が進んでいくごとに要領をつかんでいくようでした。 1日目最初の行事、魚つかみでは最初、魚の素早さについていけず、やっとつかんでも「気持ち悪いー」と話してしまう子が続出しました。しかしこういう時に頼もしさを見せる子が何人かいるもので、そういう子の協力もあって全員焼き魚にありつくことができました。 夕食のすき焼きをおいしくいただいた後は、夜の行事です。 予定していたキャンプファイヤーは直前に降った大雨で地面がぬれていたため2日目のナイトハイクと入れ替えました。 そのあとお風呂に入ってすっきりした後、部屋会議やリーダー会議を行いました。新聞係は短い時間で記事をまとめました。 2日目、朝の会、朝食の後山登りです。鉢伏全体に霧がかかり天候の変化も予想されましたが、全員素早く行動できたので早めのスタートとなりました。コースは高まる山の手前を尾根までのぼり、尾根伝いに鉢伏山山頂をめざし車道コースを降りてくるというものです。かなりハードなコースでしたが、何とか全員頂上に到達できました。ちょうどそのとき一部霧が晴れ、壮大なパノラマを見ることでき、歓声が上がりました。さわやかな風と共に達成感に満たされた瞬間でした。(写真下) 下山した足で、飯盒炊爨・カレー作り、焼き板と盛りだくさんの行事で、グロッキー気味かと思いましたが、鴨鍋をいただいた後のキャンプファイヤーは大盛り上がりでした。ファイヤーが燃え尽き暗くなった夜空を見上げると、今まで空を覆っていた雲が消え、満点の星空に包まれました。大阪では見ることのできない光景でした。ちなみに下山して屋根のあるところに来たとたんに雨が降り始め、外に出るころには止んでいました。本当に天候に味方してもらいました。 最終日はグループでネイチャービンゴをしました。ビンゴカードに書かれたものを鉢伏の自然の中に見つけていくというものです。みんな「せみのぬけがら」を探すのに苦労していました。大阪ではすぐに見つかるので意外だったようです。蝉の種類も数も大阪とは違うようです。 たくさんの貴重な体験をすることができました。また、このような体験ができるのも親をはじめたくさんの人の支えがあったおかげだということに気づいた児童もたくさんいたようです。すべての気づきを2学期に生かしてもらいたいです。 |