旬のおいしさを味わう 〜夏野菜(その2)〜
<南瓜・胡瓜・苦瓜・冬瓜・西瓜・・・ウリ科の野菜たち>
昨日、16日で1学期の給食が終わりました。7月に入り、夏に旬を迎える食べものを紹介してきました。ここ数日、ウリ科の野菜が連日のように登場していたのは何とも夏らしいことでした。9日:かぼちゃ(南瓜)、10日:きゅうり(胡瓜)、14日:にがうり(苦瓜)、15日:とうがん(冬瓜)、16日:すいか(西瓜)です。 ウリ科の野菜は水分を多くふくんでいるのが特徴で、体のほてりをおさえ、暑い夏の水分補給には最適です。 にがうりを使ったゴーヤチャンプルーやとうがんの煮ものは、子どもたちは苦手かと予想していましたが、調理員さんが上手に作ってくださったので、残食も少なくおいしく食べることができました。 さぁ、夏休みもしっかりと食べて、元気にすごしましょう。 スタミナ料理で夏を乗り切る!
7月13日の給食では、「チキンレバーカツ」が登場しました。
鶏レバー、鶏肉、たまねぎを主原料として、カレー味でレバーの臭みを消すよう工夫され、食べやすくした揚げ物です。 「レバー」と聞くだけで敬遠されるかと心配していましたが、2年4組のみなさんにひとくち食べた感想を聞いてみたところ、ほとんどの子どもたちが「おいしい!」と答えてくれました。 レバーには良質のたんぱく質やビタミンAのほか、造血作用を助ける鉄や葉酸、ビタミンB群を多くふくんでいるのが特徴です。 鉄は特に女性に不足しやすい栄養素です。不足すると貧血をおこしやすくなります。 これから向かう暑さに負けないよう、時々はレバー料理も食卓に並べてみられてはいかがでしょうか。鉄はレバーのほかに魚、貝、ほうれん草、小松菜、ひじきなどにも多くふくまれています。 旬のおいしさを味わう 〜夏野菜〜この日の給食のおかずは、旬のかぼちゃを使った「かぼちゃのミートグラタン」と「スープ」でした。 グラタンが入っているバットのふたをあけると・・・中には♡ハート型のかぼちゃがちょこんと入っているではありませんか。今まで、野菜の型ぬきはにんじんだけでしたが、この日は調理員さんの粋なはからいではじめての「ラッキーかぼちゃ」でした。 子どもたちも「おいしい!」を連発しながら、ニコニコ幸せな気分になりました! かぼちゃはこれからが旬の野菜です。ミートソースとの相性もぴったりなので、ぜひ、ご家庭でも「かぼちゃのミートグラタン」をお試しください。 旬の夏野菜はこれ以外にも登場しています。紹介しましょう。 はじめまして! 『もずく入りヒラヤーチー』です。
7月7日の給食では、新献立の「もずく入りヒラヤーチー」が登場しました。この献立は、平成24年の献立検討会議で開発された献立です。
「ヒラヤーチー」とは沖縄の家庭料理で、「平焼き(平たく焼く)」という意味です。給食室では鶏卵と小麦粉を混ぜて作った生地に、もずくとにらを具材に、旨みを増すためのかつおぶし(粉末)や調味料を加えて焼き上げました。仕上げにみりん・酢・しょうゆを合わせたたれをかけて、切り分けています。 もずくにはフコイダンやアルギン酸といった食物せんいを多くふくみ、コレステロール値を下げたり、肝機能を改善したりといった効果があると期待されている食材です。 すすんで食べたいですね。 ◆子どもたちに食べた後の感想をたずねてみました! すき:292人(47%) ふつう:173人(28%) きらい:155人(25%) <すきな理由> おいしい。もちもちしている。チヂミみたい。たれの味がおいしい。 すべてがおいしい! <きらいな理由>見た感じがいや。ねっちょりした感じがいや。すっぱい。 といった意見が多く聞かれました。 『給食の達人』登場!5年2組では“給食の達人”を教室にお招きし、6月の給食に使った材料の産地について教えてもらいました。 子どもたちからは、米、たまねぎ、にんじん、キャベツ、びわ、さくらんぼ、オレンジ、メロンなどの産地について次々と質問が出されました。 |