終業式
あすに予定されていた終業式。
臨時休業になることも考え、本日の4限に終業式を行いました。 校長 式講話 皆さん、こんにちは。明日は台風で休みになる恐れもありますので、本日、終業式として、話をします。 明日で一学期が終了。それぞれ振り返ってみて、いかがでしたか。 1年生は初めての中学校生活。戸惑いも多かったと思いますが、今はすっかり慣れて、もう小学生には見えません。大きく成長しました。 2年生は後輩もでき、学習に部活動に、充実した日を送りました。学年集会で確認している自己有用感、作り上げた「神着」、そして男女共生教育。これからも大事にしながら、よりよい集団を作ってください。 そして、3年生。時の経つのは早く、もう受験生とよばれるように。あの広島への楽しかった修学旅行も、はるか昔のようです。でも、勉強でしんどくなったとき、安芸太田町のお父さん・お母さんの笑顔を思い出して、最後の夏休みを頑張りましょう。 さて、終業式にあたって、二つのお話をします。 一つ目は、「平和のありがたさ」についてです。 今年は戦後70年。太平洋戦争が終結して70年の歴史が流れました。戦後、日本は激動の時代をくぐり抜けますが、我々の祖先がたくさんの苦労を重ね、今の時代、平和があります。 ところで、私も君たちも、今、ここにいるのは奇跡の積み重ねです。我々には父母が二人、祖父母が四人います。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが、それぞれ四人ずつの八人。遡っていくと、ものすごくたくさんの人がいて、仮に20代を遡ると、何と100万人を超えるそうです。たくさんの人のおかげで、自分がこの時代に生まれているのです。 もし、この70年間やそれ以前に、関わった人たちが結婚前に命を落としていたら、君たちも私も、この世には生まれていません。戦いは太平洋戦争以外にもありましたし、事件や事故、自然災害も多々起こっています。ですから、やはり奇跡です。 この70年という節目の夏に、両親やおじいちゃん・おばあちゃんから、この世にうまれることができた「奇跡」について、話を聞いてみてください。きっと、今の平和のありがたみがわかると思います。 二つ目は、「命の大切さ」についてです。 日本は戦争のない時代が続いていますが、社会では皮肉なことに、中学生のいじめや自殺のニュースが報じられています。 残念ながら、本校でもこの一学期、友だちに対する嫌がらせやおちょくり、いじめになる行為が発生しました。 人をいじめて、からかって、おちょくって、何が楽しいのか。これは本当の喜びではありません。どうしてそのような相手が嫌がる行為をしてしまうのか。調べていくと、必ずそこには原因があります。そして、命は一度きりなのに・・・。 この原因を、まわりの大人が作らないように、断ち切るように、子どもたちを大切に育てていかねばなりません。しんどい子のSOSに気づいてやる、心の声を聞いてあげる、相手の立場まで下りてあげる、痛みを共に分かち合う・・・。すこし冷静に考えるとできることは多いはず。しかし、人間の弱さが、いつまでたってもトラブルを生んでしまいます。 悩みがあれば、一人で抱え込まず、まずまわりに相談しましょう。親に、先生に、友だちに。自分一人で悩まないように、みんなの力を借りて解決しましょう。人は支え合って生きて行くものです。心配しないで。 それではこの夏休み、元気に過ごし、何かあれば相談し、8月25日には、全員が元気な笑顔で再会できることを楽しみにしています。頑張ってください。 地域行事が中止に
本日、夕刻より予定されていました、泉尾東地域の住民大会、北恩加島地域の薄暮巡視活動が、それぞれ台風接近のために中止になりました。
学年通信 1学期のまとめ
各学年より学年通信が本日発行されています。
校長通信も明日の分を本日に。 どうぞ、お目通しください。 2年 学年集会
2年の取り組む性教育・男女共生教育。
本日の学年集会で、そのまとめが行われました。 男女交際・・・やはり人間教育で、相手を重んじる、尊重することから始まります。 異性の気持ちを理解する。生徒も大人も大切です。 蝉の大合唱
今朝は台風の風に負けじと、蝉がわんさかわんさか鳴いています。
耳には暑苦しいですが、頑張れクマゼミ! |
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