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本日の献立/7月1日(水)

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献立名 ・ポークハヤシライス
    ・えびとキャベツのソテー
    ・グリーンアスパラガスのサラダ
    ・アンデスメロン
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 816kcal、たんぱく質34.6g、脂質 21.4g


☆アンデスメロン☆
 アンデスメロンは、アンデス山脈が原産?と思われそうですが、実は1977年に日本で開発された品種です。メロンといえば、栽培する側にとっては虫や病気の害が多く、消費者にとっては値段が高い上に、ハズレがあるといった不安な要素がありました。そこで、虫や病気に強く、価格も比較的安くてハズレが少ないメロンとして開発され、はじめは、「安心ですメロン」と名付けられましたが、あまりセンスがないということで、メロンは芯(しん)を取って食べることから「心(しん)」を取って「アンデスメロン」と名付けられました。
 ところで、メロンはキュウリの仲間ですが、スイカなどについても、「くだものなのか?野菜なのか?」といったお話が、昔から巷では議論になることが多いように思います。野菜の定義は、園芸学においては、「草本性の一年生植物」とされ、これでいうと、メロン、スイカ、イチゴなどは、野菜に分類され、農林水産省の野菜出荷統計においても、野菜として扱われます。一方、厚生労働省の国民栄養調査等、栄養学や摂取量等に関する統計では、メロン、スイカ、イチゴは、甘さや食べ方などから「果実類」として扱われています。したがって、それらを扱う立場によって違い、簡単に言うと、「作物」として扱った場合は「野菜」、「食品」として扱った場合は「くだもの」といったところではないかと思います。

本日の献立/6月30日(火)

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献立名 ・豚肉のガーリック風味炒め
    ・グリルチキン
    ・三度豆のグラッセ
    ・かぼちゃサラダ(マヨネーズ)
    ・パインアップル(缶)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 813kcal、たんぱく質33.1g、脂質 24.0g

☆にんにく☆
 ニンニクは中央アジア原産で、ネギの仲間の野菜です。ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から知られ、エジプトではピラミッドを作る人々の重要な食糧だったようです。日本へは、千年以上前から伝えられており、『本草和名(918年)』に記述がみられ、『源氏物語(1008年頃)』の「帚木」の中の「雨夜の品定め」に「極熱の薬草」として登場しています。当時は、オオビル(於保比留、大蒜)と呼ばれ、薬や厄除けとして使われていました。強烈なにおいは、アイリンが分解されてできるアリシンという成分によるもので、ねぎ類の中では、最も多く含まれています。アリシンは、体内でビタミンB1と結びついて吸収を高め、疲労回復やスタミナを増強する働きがあります。切ったり、きざんだりすると効果はさらにアップし、抗ガン作用や抗菌作用、血栓や冷え性の予防、脂肪の分解促進など様々な働きを持っています。貯蔵されたものが年中で回っていますが、おいしい新物が出回るのは、四国、九州産が5〜7月、青森産が8月ごろになります。
 今日はビタミンB1の多い豚肉を使って「ガーリック風味炒め」で使っています。

※ 明日7/1(水)は、ポークハヤシライスがあります。スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/6月29日(月)

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献立名 ・コーンクリームシチュー
    ・豚肉のカレー風味焼き
    ・海そうサラダ
    ・ツナとグリーンアスパラガスのソテー
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 802kcal、たんぱく質39.0g、脂質 18.0g

☆グリーンアスパラガス☆
 アスパラガスは、ユリ科の植物で、土から顔を出した若い茎の部分を食べる野菜です。ヨーロッパ南部からロシア南部にかけて自生しており、およそ2000年前から食べられていたようです。日本へは、江戸時代に観賞用のものが伝えられ、その後1873年(明治6年)になって食用のものが伝わり栽培が始まりました。大正時代に入って、本格的な栽培が始まりましたが、当時は、缶詰輸出用のホワイトアスパラガスが主流でした。その後、昭和40年ごろになって、グリーンアスパラガスが全国に広がりを見せ、北海道、長野、佐賀、長崎などで多く栽培されるようになりました。旬は3〜6月ごろで、このころになると国産のものが出回ります。ホワイトアスパラはグリーンのものと同種で、発芽後、すぐに盛り土をして、日光に当てずに栽培したものです。アスパラガスには、疲労回復やスタミナ強化などの効果があるアスパラギン酸という成分を多く含んでおり、これは、アスパラガスから発見されたためこう呼ばれるようになりました。
 今日の給食では、ソテーに使っています。

本日の献立/6月26日(金)

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献立名 ・豚肉のてんぷら
    ・かぼちゃのしょうゆバター焼き
    ・きゅうりとわかめの酢のもの
    ・みそけんちん汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 831kcal、たんぱく質36.5g、脂質 22.7g

☆きゅうり☆
 キュウリは瓜の仲間の野菜です。原産地はインドのヒマラヤだといわれ、およそ3000年前から栽培されていたようです。日本へは1500年くらい前に中国から伝えられましたが、本格的に栽培され始めたのは、江戸時代になってからのようです。キュウリと呼ばれるのは、実が熟すと黄色くなるため、「黄瓜(きうり)」と呼ばれていたことが語源となりました。成分のほとんどが水分で、あまり栄養価が高いと言える方ではありませんが、ビタミンCやカリウムがほどよく含まれています。カリウムには利尿作用があり、むくみやだるさの解消に効果があるので、これからの本格的な夏に向けて、暑い季節にはちょうど良い野菜です。おいしい時期も5〜8月ごろで、やはり旬の野菜というのは私たちの体にもいいようです。給食では残念ながら生では使用できませんが、暑いときのおやつがわりに、よく洗って、生のままカリッといくのもなかなかいいですね。
 今日の給食では、酢のものとして使いました。

※来週、6/29(月)は「クリームシチュー」がありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/6月22日(月)

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献立名 ・スパイシーチキン
    ・ウインナーと野菜のソテー
    ・れんこんサラダ(マヨネーズ)
    ・みかん缶詰
    ・スープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 794kcal、たんぱく質29.3g、脂質 23.9g

☆みかん缶詰☆
 フランス革命後、ナポレオンが軍隊を率いて遠征を行っていたころ、兵士の食糧は、塩蔵、燻製、酢漬けが中心で、味も悪く腐敗も多かったそうです。そこで、ナポレオンは軍隊用の食糧を公募したところ、1804年ニコラ・アペールが瓶詰にして長期保存できる技術を発明しました。その後、
1810年にイギリスのピーター・デュランドがブリキ缶による貯蔵法を開発し、チン・キャニスター(Tin Canister)と名付けられました。これがキャン(Can)となり、日本では缶(かん)と呼ばれるようになったそうです。果物の詰製品は、イギリスのアンダー・ウッドが1821年にアメリカで瓶詰を製造し、そして、日本ではアメリカから帰国した柳沢佐吉が1875年(明治8)に桃の缶詰を作ったのが初めです。
 ミカン缶詰は、昭和の初めに製造が始まり、日本の特産品として、世界に広まりました。その製造法は、まず機械で皮をむき、水圧で小袋に分け、酸とアルカリに順に浸し内皮を溶かした後、水洗いし、シロップに漬けて密封し、加熱殺菌しています。加熱により、ビタミンCなどはなくなっていそうですが、半分以上残っていますので、生のミカンが少ないこの時期には、冷やして食べるととてもよさそうです。

※明日から3日間(6/23〜25)は期末テストにより、給食はお休みになり、次回は26日(金)より実施します。よろしくお願いします。

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