ノーチャイムデー 〜時間の大切さを考える〜
7月7日(火)、すべての授業の始まりと終わりのチャイムが鳴らない一日 <ノーチャイムデー>でした。
ノーチャイムデーは、「時間の大切さ」について考えるとともに、「主体的に行動する」大切さについて考えることが大きなねらいです。 先週には「時間を大切にする週間(毎日いずれかのチャイムが鳴らない)」を設定する取り組みを行ってきました。 今日は、この取り組みの集大成として、すべてのチャイムを停止しましたが、どのクラスも時間割の定刻通りにスムーズに行動することができました。 普段チャイムや先生の指示に頼って学校生活を送っていたことに気づき、今後もこの取り組みで得た「時間を大切にする」「主体的に行動する」という意識をより一層高めていって欲しいと思います。 生徒議会を開催しました先週の「時間を大切にする週間」の取り組みについて、各学年や各種委員会から反省点や改善点などの報告や意見が活発に出されました。 呼びかけが十分にできなかったという反省が多かったようです。 明日は「ノーチャイムデー」です。全員が時間に対する意識を高く持って、チャイムが鳴らなくても主体的に行動できるようにしましよう。 「7/6(月)全校集会」校長講話さて、先週から時間を大切にしようということで、明日の「ノーチャイムデー」に向けて取り組んできました。今日も時間の大切さについて少しお話をしたいと思います。 大阪は、せっかく高校に入学しても途中でやめてしまう、いわゆる中退が全国1です。平成25年度では約7,400人が中退しています。これは、生徒1,000人当たり32人にもあたるそうです。 高校の先生たちに、どんなタイプの生徒が中退するのかを尋ねたアンケート調査があります。その第1位に上がったものは何かわかりますか。それは、「時間にルーズな人」です。遅刻をする。提出物の期限を守らない。忘れ物が多い。これは、会社を途中でやめる人の原因とも重なっています。 第2位は何かというと、「人の話を聞けない人」です。人は他の人の話を聞いて判断力を高めていくわけです。それゆえ、人の話を聞けない人は、簡単に学校をやめてしまうという間違った判断をしてしまいがちになります。 第3位は、「自分で物事を考えようとしない人」だそうです。自分でしっかり考えないで、友だちの話に流されてしまう、あるいは、何も考えずに行動してしまう、こういうタイプの人ですね。 「時間を守れ」「遅刻をするな」「人の話をしっかりと聞く」「自分で考えて行動する」どれをとっても当たり前のことです。当たり前のことを当たり前にできるようにならなければ、社会で通用しないということです。 さて、最後に「交通死亡事故多発警報」が7月1日に発令されたことをお話しします。交通事故の統計は、1月1日から12月31日の1年間でとるということは以前お話ししましたが、今年は7月1日現在、交通事故による死者が 104人で前年と比べると35人も増加しているそうです。その中でも、6月22日から7月1日までの10日間で死亡事故が10件という極めて死亡事故が多発しています。 住吉高校の横を通って通学している人も多いと思いますが、住吉高校の前を西側にしばらく行ったところでマンションの工事が始まり、みんなの通学時間帯や部活動でランニングをする時間帯にも大型のトラックが走ります。十分に注意してほしいと思います。 校 長 山 崎 英 志 トップアスリートによる「夢・授業」講師には、バルセロナオリンピック バドミントン日本女子代表の岩城ハルミさんとアシスタントの中村芳郎さんをお招きし、講演と実技指導をしていただきました。 岩城ハルミさんは、高校2年生から短大2年生まで4年連続シングルス全国制覇を果たし、4年間で学生公式戦640連勝の記録を残し、日本代表として活躍されました。 講演では、「夢があったからあきらめずに頑張れた」と、ご自身の体験をもとに、夢を持つことの大切さをお話しいただきました。 また、実技指導では、模範演技をまじえ基礎的なことを中心に、細かく丁寧に指導いただき、生徒たちも目を輝かせてアドバイスに聞き入っていました。 今後の学校生活や進路選択、また部活動においても、今日の授業のことを思い出し活かしてほしいと思います。 「薬物乱用防止教室」を開催しました違法ドラッグへの勧誘の言葉(ダイエットの薬だから・試してみない・頭がスッキリするよ)にだまされないこと、色々な違法ドラッグの呼び名などについて、スライドを使ってわかりやすく説明していただきました。 最後に、「薬物乱用は絶対ダメ」「違法ドラッグにはかかわらない」ことを全員で確認しました。 |