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本日の献立/7月6日(月)

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献立名 ・マーマレードチキン
    ・なすのカレーソテー
    ・粉ふきいも
    ・アーモンドフィッシュ
    ・トマトスープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 818kcal、たんぱく質36.8g、脂質 19.4g

☆なす(茄子)☆
 ナスは夏の代表的な野菜で、6〜9月にかけて多く出回ります。インドが原産とされ、日本では1200年以上前から栽培されていたようで、「東大寺正倉院文書(750年頃)」に記載があります。「なす」という名は、夏の野菜であることから「夏の実」や、「中酢実(なかすみ)」から「なすび」となり、室町時代の宮中に使える女官の言葉から「なす」になったといわれています。その歴史の古さから、地方によりさまざまな品種が作られ、1個20g程度のものから500gに達するものまであります。大阪では、泉州の「水ナス」が有名です。しかし、最近では、地方ごとの特徴が次第に薄れ、栽培しやすく調理もしやすい中型の長卵形ナスが主体になっています。90%以上が水分で、ビタミンやミネラルはあまり含まれていませんが、紫紺色の皮に含まれるナスニンという色素には、コレステロールを抑えて動脈硬化や高血圧を予防したり、ガンや老化を防いだりする効果があるといわれます。また、体を冷やす作用もあり、暑い夏には、ピッタリです。
 今日の給食では、カレー味のソテーに使っています。

本日の献立/7月3日(金)

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献立名 ・揚げ赤魚のおろしじょうゆかけ
    ・千草焼き
    ・こんにゃくの煮もの
    ・キャベツのおひたし
    ・とうがんのカレー汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 864kcal、たんぱく質36.7g、脂質 27.0g

☆とうがん(冬瓜)☆
 冬瓜は、東南アジアやインドなどが原産のウリの仲間の野菜です。日本へは、古くから渡来し、「本草和名(918年)」にも記載され、平安時代には栽培されていたようです。昔は、「加毛宇利(かもうり)」と呼ばれ、夏の野菜ですが、貯蔵性が高く、切らずに置いておくと、冬でも食べられるということから、「冬瓜(とうがん)」と呼ばれるようになりました。たいへん大きい野菜で、日本産の大きいものでは、10kg近くにもなります。およそ95%が水分で、栄養価は高い方ではなく、低エネルギーではありますが、カリウムを多く含むので、余分な塩分を輩出して血圧を正常に保つ働きや、腎臓での老廃物の排泄をうながし、むくみを解消する働きもあります。中国では、皮や種子に、利尿作用や解毒作用があるとして、生薬としても利用されてきたようです。また、生のしぼり汁を飲むと、のぼせや発熱、食あたりにも効果があるといわれています。味はとても淡白で癖がないため、煮ものや汁物などによく利用されます。
 今日の給食では、「カレー汁」の具として使っています。

本日の献立/7月2日(木)

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〈お詫び〉遅くなりましたが、7/2(木)の献立写真掲載させていただきました。ご迷惑をおかけしました。

献立名 ・鶏肉のレモンじょうゆかけ
    ・一口がんもと野菜の煮もの
    ・ゴーヤのツナ炒め
    ・おかか菜っ葉
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 850kcal、たんぱく質37.3g、脂質 24.6g


☆にがうり☆
ニガウリは、熱帯アジアの原産で、アジアや中国では古くから栽培され、日本へは、江戸時代に中国から伝わりました。その名の通り、にがいウリで、正式名は果物の茘枝(れいし→ライチ)に似て表面に凹凸が多いことから、ツルレイシ(蔓茘枝)と名づけられました。また、地方によっていろいろな呼び名があり、沖縄ではゴーヤ、宮古島ではゴーラ、鹿児島ではニガゴリなどと呼ばれています。独特の苦みがこの野菜の特徴となっており、これはモモルデシンという成分によるもので、胃液の分泌を促進して食欲を増進したり、肝機能を高めたりします。また、血糖値を下げる働きもあるそうです。その他ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富で、特にビタミンCはきゅうりの10倍も含まれます。ニガウリのビタミンCは調理をしても壊れにくく、たんぱく質と組み合わせると、効率よく吸収することができます。沖縄では、チャンプルなどで、豆腐や卵などと一緒に料理しますが、とても健康的な食べ方と言えます。
今日の給食では、ツナと一緒に炒めています。

本日の献立/7月1日(水)

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献立名 ・ポークハヤシライス
    ・えびとキャベツのソテー
    ・グリーンアスパラガスのサラダ
    ・アンデスメロン
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 816kcal、たんぱく質34.6g、脂質 21.4g


☆アンデスメロン☆
 アンデスメロンは、アンデス山脈が原産?と思われそうですが、実は1977年に日本で開発された品種です。メロンといえば、栽培する側にとっては虫や病気の害が多く、消費者にとっては値段が高い上に、ハズレがあるといった不安な要素がありました。そこで、虫や病気に強く、価格も比較的安くてハズレが少ないメロンとして開発され、はじめは、「安心ですメロン」と名付けられましたが、あまりセンスがないということで、メロンは芯(しん)を取って食べることから「心(しん)」を取って「アンデスメロン」と名付けられました。
 ところで、メロンはキュウリの仲間ですが、スイカなどについても、「くだものなのか?野菜なのか?」といったお話が、昔から巷では議論になることが多いように思います。野菜の定義は、園芸学においては、「草本性の一年生植物」とされ、これでいうと、メロン、スイカ、イチゴなどは、野菜に分類され、農林水産省の野菜出荷統計においても、野菜として扱われます。一方、厚生労働省の国民栄養調査等、栄養学や摂取量等に関する統計では、メロン、スイカ、イチゴは、甘さや食べ方などから「果実類」として扱われています。したがって、それらを扱う立場によって違い、簡単に言うと、「作物」として扱った場合は「野菜」、「食品」として扱った場合は「くだもの」といったところではないかと思います。

本日の献立/6月30日(火)

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献立名 ・豚肉のガーリック風味炒め
    ・グリルチキン
    ・三度豆のグラッセ
    ・かぼちゃサラダ(マヨネーズ)
    ・パインアップル(缶)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 813kcal、たんぱく質33.1g、脂質 24.0g

☆にんにく☆
 ニンニクは中央アジア原産で、ネギの仲間の野菜です。ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から知られ、エジプトではピラミッドを作る人々の重要な食糧だったようです。日本へは、千年以上前から伝えられており、『本草和名(918年)』に記述がみられ、『源氏物語(1008年頃)』の「帚木」の中の「雨夜の品定め」に「極熱の薬草」として登場しています。当時は、オオビル(於保比留、大蒜)と呼ばれ、薬や厄除けとして使われていました。強烈なにおいは、アイリンが分解されてできるアリシンという成分によるもので、ねぎ類の中では、最も多く含まれています。アリシンは、体内でビタミンB1と結びついて吸収を高め、疲労回復やスタミナを増強する働きがあります。切ったり、きざんだりすると効果はさらにアップし、抗ガン作用や抗菌作用、血栓や冷え性の予防、脂肪の分解促進など様々な働きを持っています。貯蔵されたものが年中で回っていますが、おいしい新物が出回るのは、四国、九州産が5〜7月、青森産が8月ごろになります。
 今日はビタミンB1の多い豚肉を使って「ガーリック風味炒め」で使っています。

※ 明日7/1(水)は、ポークハヤシライスがあります。スプーンのご用意をよろしくお願いします。

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