本日高倉中学校で小中連絡委員会が行われました。
大阪市では平成２３年から全校で小中一貫した教育を実施しています。
小学校と中学校が連携を深め、９年間を通して学力や生活指導の課題を解決していこうと努力しています。
今日は出前授業や部活動体験のことが話し合われました。

盆踊りでは子どもたちの部、大人と子どもが一緒にと、本当に楽しそうでした。
子どもたちはＰＴＡや地域の皆さんに本当に見守られていると感じました。

高倉地域の盆踊り会場周辺を巡視しました。
どこも盛況で、日本の夏を感じることができました。

８月２１日（金）に続き、ＰＴＡ夜間巡視を行いました。
保護者、教職員合わせて２０名程度で、高倉地域の盆踊りを会場周辺を巡視しました。

校長先生のお話を掲載します。
本日、始業式に登校できなかった生徒の皆さんにも伝われば幸いです。


「２学期始業式　〜校長先生から高倉中学校の生徒の皆さんへ〜」

３８日間に及ぶ夏休みが終わりました。いよいよ２学期が始まります。
こうして、「大きな事故等なく始業式を迎えることができた」ということが一番だと思います。

今日は始業式にあたり一つ話をします。

寝屋川市の中学生１年生の女子生徒と男子生徒の２人が亡くなるという大変痛ましい事件が発生しました。
楽しいはずの夏休み、本当に他に類を見ないような不幸な事件に、改めて命の尊さを感じます。
亡くなった２人のご冥福を祈るとともに、事件の解明が進むことを祈ります。

報道によると、夜間２人で商店街を徘徊する姿が防犯カメラに映し出され、早朝事件に巻き込まれた可能性があるということです。

どうか、皆さん。自分の安全は自分で守ってください。
常にルールを守り、安全に気を配っていても危険な場面にあうことがあります。
例えば、夜遅くまで徘徊したり、興味本位でバイクに乗ってみたりというような、自ら危険なところ、あるいは自ら危険な場面をつくりだすようなことは絶対やめてほしい。

単に危ないというだけではなく、命をうしなうという現実がそこにあるのです。
自分の命、自分の安全は自分で守りぬいてほしいのです。

皆さんはそれができる年代なのです。
皆さんはもう子どもではありません。幼稚園や小学生ではありません。
皆さんの中には、自分自身のことを客観的に見ることのできる自分がもう一人いるはずです。
「自分が今やっていることを、周りの人はどうみているのか」ということを考えることができるもう一人の自分がいるはずです。

どうかそのもう一人の自分を大事にしてください。
興味本位でバイクに乗りたいという自分に対して、「本当にそれでいいのか」という自分が必ずいます。
知り合いに誘われて夜遊びに行こうとする自分に対して、「本当にそれでいいのか」と引き留めてくれるもう一人の自分がいるはずです。

「こうしていればよかった」という後悔は何の助けにもなりません。
どうか、もう一人の自分を大事にしてください。それが人として成長するということです。

もう一度言います。どうか自分の安全、自分の命を守りきってください。
それが、何事にもかえがたい生きてゆく基本なのです。

２学期も大切な行事やテストがたくさんあります。
それぞれの目標に向かって努力してほしいと思います。


以上　終わります。