いよいよ、もうあとわずかでハチ高原の自然ともお別れです。宿舎の前に広がる高原にくり出して、走ったり、転がったりと、思いのままに、自由に過ごしました。

　各部屋をグループで協力し後片付けをします。１つのごみも残すことなく、また布団もきれいにたたみました。先生方による厳しいチェックにもすべての部屋が合格しました。
　次に、２日目に色付けをした焼き板の塗料も乾いたので、いよいよつり下げる紐を取り付けました。これで、３日間にわたる「焼き板づくり」もようやく完成となりました。大阪にもどっても、この焼き板を見るたびに、林間学習の楽しい３日間を思い出すことができるでしょう。

　３日目の食事ということで、食事係も子ども達は、テキパキと準備をしていました。３日間で学んだことがこんなところにも表れていました。数時間後に、バスに乗るということで、お腹いっぱい食べるのは、ひかえるようにしました。
　この後は、３日間過ごした部屋などを、全員で清掃し、荷物を整理します。・・・来たときよりもきれいにして！

　いよいよ林間学習最終日となりました。２日間の疲れも見られます。「早く大阪にかえりた〜い。」「もっとハチ高原に残っていた〜い。」など、子ども達の思いは様々ですが、最終日の日程がスタートしました。

　天候不順にため、ナイトウォークが中止となり、かわりに、DVD鑑賞となりました。１時間半ほどの内容のクライマックスを迎える頃、暗闇のあちらこちらから、グスン、グスン、とすすり泣く声が聞こえてきました。そして、エンドロールとともに流れる主題歌は、みんなで大合唱となりました。ハチ高原から見える夜の星を、観察することはできませんでしたが、学校での鑑賞とはちがう雰囲気となり、思い出に残る、林間学習最後の夜となりました。