C-NETが始まりました修学旅行2日目
2日目は、世界遺産「厳島神社」見学と杓子づくり体験です。
宮島に行くには、フェリーに乗って移動します。甲板にでてすがすがしい空気を身体いっぱいに受けました。ここでも興奮気味な子どもたちでした。 宮島に着いていよいよ見学・体験です。ここでは、1組と2組、わかれての別行動をとりました。1組は、杓子体験・厳島神社見学。2組は厳島神社見学・杓子体験の順番です。 厳島神社ではガイドの方に説明を受けながら、見学をしました。この日は満潮であったため、大鳥居まで歩くことができず残念でしたが、透き通ったきれいな海の水をまじかに見てたくさんの魚がいることに大喜びでした。 学問の神様の前では、何度も何度も手を合わせている子がいました。なんともほほえましい光景です。 一方の杓子づくりでは、「宮島」「紅葉」「桜」「鳥居」の烙印を杓子につけます。 この烙印が重いし、熱いし・・・まっすぐ押したつもりが曲がっていたり、かすれてしまったり、それぞれ苦戦しながら作成しました。うまく押せず失敗したと言っている子もいましたが、それがまた味があっていい出来栄えになっていました。世界に1つの杓子が出来上がりました。 2つの行事が終わり、昼食をいただいた後は、お楽しみのお土産を買う時間です。 「もみじまんじゅうははずされへん。」「お父さんには・・」。「お母さんには・・・。」兄弟姉妹にと大切な人の顔を思い浮かべながら、いろいろ頭を使って購入していました。中にはお友だち同士、おそろいのものを買っている子もいましたよ。 お店の人にまけってもらったと金額の言い合いっこをしていたり、ワイワイ楽しくお土産を買うことができました。 そして、本当に最後の時間がきました。たくさんの思い出とお土産を持って、あとは新幹線に乗るだけです。 新幹線の中では、疲れて寝ていた子もいますが、今年の6年生は、元気いっぱい!新大阪に着くまでトランプやウノを楽しんでいた子どももいました。 無事学校に帰校し、1泊2日の修学旅行の幕を閉じました。 たくさんの楽しかったことも思い出になりますが、ぜひ大人になってから、もう一度広島を訪れいろいろ感じてほしいなと思います。 修学旅行1日目
6年生は、9月16日(水)〜17日(木)、広島に修学旅行に行きました。
お天気があやしくて心配しましたが、天の神様が味方をしてくれ、ほとんど雨にあたることなく、すべての行程を無事行うことができました。 新幹線の中では、トランプやウノをしながら、楽しく過ごしました。 初めて新幹線に乗る児童もおり、興奮気味・・・2時間余りを楽しく過ごしました。 広島に着いて、この修学旅行での最大の学習。それは平和学習です。 学校でもいろいろ調べたり伝承者からお話を聞いたりしましたが、広島電鉄を降りてすぐにみえる原爆ドームを前にすると、言葉が出ません。ここでは「青い空は」の曲をささげ「2度と戦争はしてはいけない」と固く誓いました。 原爆ドームを見学した後は、爆心地に向かいました。今もある島病院の上空600メートルで爆発したということです。今では車もたくさん通る道になっていますので、一人一人が心の中で黙とうをしました。 原爆の子の像では、学校で一生懸命作った折り鶴を献納しました。折り鶴はこのあと慰霊碑めぐりのときに、海外から来られているお客様にも差し上げました。 原爆死没者慰霊碑前では、平和宣言をしました。 「私たち野里小学校6年58人は、この修学旅行で改めて戦争のことを学び、いのちの大切さ原爆被爆者の苦しみ、悲しみを知りました。日本の戦争が終わっても私たちの近くで差別やいじめといった小さな戦争はまだまだあります。そして世界では戦争がくりかえされ、多くの人々がおおきな悲しみに包まれています。今年は戦後70年の節目の年です。私たちは学習したことを世界の人々に伝え、戦争をなくすためにここで宣言します。私たち58人は何があっても、友だちを大切にし、平和な世界を作りたいと思います。」 昼食を食べた後は、慰霊碑めぐりです。各グループでまわりました。自分たちで調べてきたことを発表していきました。 そしていよいよ資料館の見学です。実際のものが展示されていて、子どもたちの様子は先ほどまでとは違うように感じました。いろいろなものを目の当たりにし、真剣にメモを取る姿がありました。 帰りは少し雨に降られましたが、無事に宿舎に着き、夕飯をいただいた後、伝承者さんのお話を伺いました。広島でのお話は、被爆2世の男性からのお話でした。ゆっくり丁寧にお話しくださり、終わった後も子どもたちは周りに集まって、時間の許す限り質問やら写真やらを食い入るように見ていました。 今日1日のすべての行事が終わり、あとはお風呂に入って寝るだけです。 しかし、そこは修学旅行・・・すぐに寝るわけもなく、あとは皆さんのご想像にお任せします。 木曜日は児童集会!
毎週木曜日 集会委員会を中心に集会活動を実施しています。集会委員会は活動の内容を考えたり当日の集会の司会・運営をしたりします。異学年が集うたてわり班での活動は、協力する・伝える・話を聞くなど、社会性を育てます。この時期になると、高学年の児童にはリーダーとしての責任感が生まれ、下の学年の児童には班に所属しているという意識が育ちます。共に協力することの大切さをさまざまな活動を通して学んでいきます。
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