６年生が総合の学習で、「将来の夢」について学習し始めています。その一環として、今日人形劇を見せてくださったひとみ座の4人の方にお話をうかがいました。子どもの頃から、「劇団に入りたい」と思っていたのではなく、人形劇と出会ってたのしそう、面白そうというところからこの道に入ったそうです。自分が好きなこと、やってみたいなと思う気持ちがきっかけとなるから、何でもいやだなあとか、めんどくさいなとか思わない方がいいこと、学校での勉強はその時は、意味があるのかなも思っていたけれど、大人になって仕事をしていくとやっぱり知らないと困ることがある、誰でも苦手なことはあるけれど、何か一つこだわってとことんやりぬくことで、道は開けるというような話をわかりやすく、楽しく語ってくださいました。照明用のライトも見せてくださり、みんなで一つの劇を作っていくことの面白さと大変さと充実感なども伝わってきました。

みんなが退場した後、３年1組だけで残って写真を撮ってもらいました。舞台の裏の様子も見せてもらいました。人形がやっているように見えて、実はまた別の人がいて、扉などを開けていることも教えてもらいました。

3年生が使ったペープサートは、６年生が作りました。保護者の方も何人か鑑賞され、「このような体験をもっと子どもたちにこれからも与えて欲しい」「３年生の考えた発明が面白く、一生懸命演じていてうれしかった」などの感想をいただきました。

文化庁の「文化芸術による子どもの育成事業」として、今日は劇団「ひとみ座」による「ズッコケ3人組 時間漂流記」を鑑賞しました。６年生の3人組がタイムスリップして江戸時代に行き、平賀源内に出会うといったストーリーの面白さとともに、夢や希望、願いを叶えるためには、努力すること、諦めないことなどが盛り込まれ、考えさせられることもたくさんありました。1時間目にリハーサルを行った３年生も後半の一部に出演し、歌やセリフ、人形使いなどの名演技を披露し大きな拍手をもらいました。

今日3時間目からの芸術鑑賞では、３年生が劇団の方と一緒に人形劇の一部を演じます。本番直前にリハーサルをしました。客席に向かって演じるのは少し緊張するようです。