11月2日の給食・クジラのオーロラ煮 ・もやしの柚子の香和え ・じゃがいもと野菜の煮物 ・みかん(缶)(中学のみ) ・米飯 ・牛乳 クジラのオーロラ煮は、1時間以上も下味に漬け込み、臭みを消しています。子どもたちに大好評なオーロラソースを絡めて味付けしました。最近ではクジラの肉を食べる機会が少なくなりましたが、たくさんの栄養が含まれていますので、給食でしっかりと食べてもらえるとよいかと思います。 新今宮小学校 学校だより11月号
本日、「新今宮小学校 学校だより11月号」を児童に配布しました。ホームページの「配布文書」でも確認できます。
11月2日の全校朝会(小学校)おはようございます。(「おはようございます」といつも通り、大きな挨拶が返ってきました。) 10月31日の土曜日は、いまみや小中一貫校の開校記念式典を行いました。5年生、6年生の皆さんに参加してもらって、とても素晴らしい式になりました。 その記念式典ではじめてお披露目したのが、新今宮小学校の校歌ですが、今日はその校歌の謎についてお話ししましょう。 はじめに、作曲者の謎。 校歌の作曲者は三ッ石潤司先生です。東京藝術大学作曲科を卒業され、ウィーン国立音楽大学に留学。その後、アジア人としてはじめて声楽科の先生になりました。すごいですね。 ヨーロッパ各地の劇場や音楽祭でコレペティトール(なんでしょうね)、伴奏者、作曲家として活躍されました。現在、武蔵野音楽大学教授、東京藝術大学講師をされています。 2009年にはオーストリア共和国功労金賞を受賞されています。すごい先生ですね。 ところで、先ほど出てきたコレペティトールって、なんでしょうか。 オペラ、歌劇の練習の時、毎回オーケストラで演奏するわけにはいかないので、ピアノの伴奏で行うのですが、その伴奏だけでなく、オペラ歌手の先生役となって、歌い方や演劇の指導までするそうです。日本ではそれほど知られていない職業ですね。ピアノの技術が必要なだけでなく、オペラについて知り尽くしていなければなりません。ドイツ語、フランス語、イタリア語もできなければならないのですよ。大変な仕事ですね。 ところで、その先生とぼくは高校の同級生でした。なので今回、無理を言って作曲をお願いしました。 次は歌詞の謎です。3番に「はぎのまち」と出てきます。萩は西成区の花であり、西成区には萩之茶屋、橘、松、梅南など草花に関係する名前が多いですね。これらをまとめると…「はなぞの」になります。3番の歌詞にも「はなぞの」が出てきますね。実は、「はぎのまち」は萩之茶屋小学校を「はなぞの」は花園町にある弘治小学校を、歌詞の最後に出てくる「しん『いまみや』」は今宮小学校を表すように、歌詞に入れられています。 最後の謎は、同じく3番に出てくる「しんしゅかかん」です。何のことでしょう。漢字では「進取果敢」と書きます。意味は「自ら進んで物事に取り組んで、物事を思い切ってすること」です。校長先生が、新今宮小学校のみんなに、進取果敢の気持ちをもってがんばってほしいという願いを込めて、校歌に入れてもらいました。 新今宮小学校の校歌は、このように皆さんの思いや、たくさんの皆さんに関わってもらって完成しました。そして、とても素晴らしい歌になりました。 誇りを持って歌ってください。 |