研修会は３校の教員を６人ずつの混合班に分けて行いました。SST(ソーシャル・スキル・トレーニング）アクティビティ体験授業では、井高野中学校の教員が、「心があたたかくなる言葉」「上手な断り方」の授業を寸劇で行いました。事例検討会では架空の事例について意見交換しながら解決策を検討しました。３校の教員が１つの机を囲んで意見交換する有意義な研修会でした。

区役所と生徒との意見交換では、街灯や防犯カメラ等の不審者対策、給食、特別教室へのクーラー設置、公園などへのゴミ箱設置等について、中学生から質問や意見が出されました。中学生にとってこれらの身近な問題について、区役所の各担当者・金谷区長が直接答弁しました。生徒にとって、普段の生活でなかなか考えることの少ない区政について考える良いきっかけであり、貴重な体験をすることが出来ました。開催にあたり、金谷東淀川区長はじめ区役所の担当の皆さま、各中学校の生徒指導主事・生徒会担当の先生方には大変お世話になりありがとうございました。

どの班も活発な意見交換が見られ、同じ機能でも使い方や使う人の気持ちによっては良い点にも悪い点にもなるという意見や、アプリを利用していない立場からの「特に必要ないのでは？」という意見もあり、同年代のさまざまな意見を聞けたことで、自分たちの使い方を考え直すきっかけになったことと思います。以下は参加した生徒の感想です。
「初対面の人ばっかりだったけど、気さくに話ができて楽しかった。」
「みんなが使っているのはやっぱりＬＩＮＥが多いんだなと思った。」
「他の学校の人の意見や、いろんな意見が聞けてよかった。」

代替わりをした部活動もあり、また新たな気持ちと井高野の伝統を受け継ぐ気持ちを再確認する部活動集会でした。今回は夏休み中にがんばった部活動の中から大阪北選抜に選ばれた野球部員、４B選抜に選ばれた男子バスケットボール部３名とサッカー部員の合計５名が、みんなの前で選ばれたことの報告を兼ねて、努力したこと、チームメイトや家族、応援してくれる人への感謝、ほかの部員へのエールなどをそれぞれが語りました。人前で話をすることで自覚が芽生え、仲間のがんばりをお互いにたたえ合い認め合う集団になってくれることを期待します。