本日の献立/12月18日(金)・サーモンフライ ・キャベツのピクルス ・りんご ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 870kcal、たんぱく質 31.3g、脂質 25.0g ☆サーモンフライ☆ 「サーモン(salmon)」というのは、英語でサケ・マス類のうち海へ下る種類のもの、いわゆる「降海型」のものを言います。したがって11/19で紹介したサケ(シロザケ)やサクラマス、サツキマス、その他ベニザケ、マスノスケなどもサーモンということになります。また、川で一生を過ごす「残留型」「陸封型」といわれるものを「トラウト(trout)」と呼び、ヒメマス、ヤマメ、アマゴなどがこれになりますが、日本語のサケとマスの区別と同じように同種でも分かれるものが多く、中には同名でも両方の性質をもっているものもあり、やはりその区別は明確になっていません。ただ、最近では、ニジマスを改良して大きく育つように養殖したものを「サーモントラウト」と両方合わせたような名で呼んでおり、これがサーモンとして流通していることも多いようです。中には、愛知県の「絹姫サーモン」や長野県の「信州サーモン」などブランド物として養殖されているものもあります。そのほかサーモンという名でよく聞くものに「キングサーモン」というのがありますが、これは「マスノスケ」のことで、体長が2mにも達し、サケ・マス類では最も大きくなることから、とくにこのように呼ばれています。 今日の給食に使っている「サーモンフライ」の原材料には、北海道産のサケ(シロザケ)を使用し、日本国内で製造されたものを指定して使っています。 ※来週は、懇談等により給食は全校中止となりますので、今月の給食は本日で最終となります。1月は8日(金)からの実施になりますので、よろしくお願いします。 ふきふきキャンペーン参加してくれた生徒のみなさん、本当にご苦労様でした。 本日の献立/12月16日(水)・いかてんぷら ・はくさいのごま酢あえ ・のりの佃煮 ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 842kcal、たんぱく質 32.4g、脂質 28.1g ☆きざみのり☆ 今日の「のりの佃煮」は、製品になったものではなく、きざみのりにかつお節やシイタケと調味料を使って手作りで調理したものです。きざみのりは、焼のりを刻んだもので、その原料は「甘海苔(あまのり)」です。「大宝律令(701年)」では、「紫菜」と記され、貢納品となる海藻のうち最も重要なものとなっていました。平安時代後期(1100年代)のころには「甘海苔」、江戸時代になって「海苔」と呼ばれるようになったようです。「ノリ」というのは、ぬめりを表す「ヌラ」がなまった言葉であるといわれています。海苔の養殖の歴史は古く、天和2年(1682)、享保2年(1717)ともいわれています。現在は、千葉県、有明海、瀬戸内海、三河湾、伊勢湾、松島湾などで養殖がおこなわれています。 栄養面では、たんぱく質やビタミンB1、鉄などを多く含んでいます。 ※明日(12/17)は、懇談のため給食は全校中止です。12/18(金)は、1・2年生は懇談のため中止となり、3年生のみ給食を実施します。12/18(金)の献立にはクリームシチューがありますので、スプーンが必要であればご用意ください。来週12/21(月)〜24(木)は、懇談等のため、給食は全校中止となります。よろしくお願いします。 本日の献立/12月15日(火)・豚肉のケチャップ煮 ・さつまいものレモン風味煮 ・パインアップル(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 863kcal、たんぱく質 30.6g、脂質 19.7g ☆オールスパイス☆ オールスパイスは、西インド諸島、メキシコが原産とされるフトモモ科の常緑小高木で、4〜7mmの球形をした完熟前の未熟な果実を収穫し、乾燥させて香辛料として使用します。果実がコショウに似ていることや、シナモン、グローブ、ナツメグの3種類のスパイスを合わせたような香味をもつことからオールスパイスと名付けられました。辛味はなく、甘い香りとほろ苦さがあります。香りのおもな成分は、抗菌性のあるオイゲノールというものです。肉料理やトマト料理のほか、ケーキ、クッキー、ドーナッツなどの菓子類にも使用されます。 今日の給食では、ささみフライのささみの下味として使用しています。 本日の献立/12月14日(月)・高野どうふの煮もの ・だいこんのそぼろ煮 ・れんこんの炒めもの ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 851kcal、たんぱく質 35.9g、脂質 25.2g ☆高野豆腐(こうやどうふ)☆ 「高野豆腐」は、古くから使われてきた大豆製品のひとつで、豆腐を凍らせて、これをとかし、乾燥させたもので、「凍り豆腐」とも呼ばれています。高野豆腐が初めて作られたのは、その名にもあるように高野山と言われ、その誕生にもいろいろな説があります。代表的なものの1つは、高野山のあるお寺の小僧さんが、冬の夜に、豆腐を外へ置き忘れて寝てしまい、朝になるとカチカチに凍っていましたが、それを煮て食べるとたいへんおいしかったので、その後もつくられるようになったというお話です。ほかには、今から800年ほど前に、高野山の偉いお坊さんが、これを考え出して弟子たちに伝えたというお話もあります。 栄養の面では、豆腐をさらに加工したものなので、元の豆腐と同じように、大豆製品として良質のたんぱく質やカルシウム、鉄、食物繊維などを多く含んでいます。また、大豆として食べるよりも、加工することで消化も良くなり、胃にもやさしい食品です。 今日の給食では、和風のだしでニンジンやシイタケとともに煮ものにしています。 |