5年 ふりこのきまり5年生の理科「ふりこのきまり」の授業の様子です。 ガリレオが発見したとされるふりこの等時性です。大人はよく知っていますが、周期について子どもたちはいろいろと予想を立てていました。 「おもりが重い方が速くふれるんじゃないかな。」 「振れ幅が大きい方が速くふれるよ。」 「でも、触れる幅が広い分時間がかかるんじゃないかな。」 というように。今日の授業ではおもりの重さや振れ幅が、振り子の周期に関係がないことに気づくことが主なめあてです。 ストップウォッチを使って時間を計測するのも決められた通り行わなければならず一苦労です。 でも班で協力して正確に実験することができました。 前回の答え 卵の保存にとって大敵は温度変化と振動です。そのためには卵黄を安定させることが大切です。 卵の殻には気孔という無数の小さな穴があり、酸素の取り込みや余分なガスの排泄を行っていますが、細菌・ウィルスの侵入口にもなりえます。しかし、卵白に含まれるリゾチームという酵素には、細菌の侵入・繁殖を防ぐ効果があるので、卵黄が殻に接する面の少ない丸い方を上にするのがよいのです。 また、卵黄はカラザ(白いひもの様な部分)で固定されているため丸い方を上にする方が、卵黄が安定しやすいそうです。さらに丸い方には気室という空間があるため、こちらを下にすると空気が上へのぼろうとするため内部が不安定になり、品質の劣化につながるとも言えます。 答はAです。 ごはんとみそ汁5年生の家庭科で調理実習が行われました。 今回は「ごはんとみそ汁」です。和食の基礎的なメニューです。依然主食である米の調理についてと、和食の基本である「出汁」の取り方を学べるみそ汁は調理実習2回目の5年生にとっては最適な内容だと言えるでしょう。 ご飯の炊き方については、米に対する吸水と体積の変化の関係を見るために耐熱ガラス容器を使ってガスコンロで加熱します。現在ほとんどのご家庭で、マイコン制御の電気炊飯器で失敗なくご飯を炊いていることでしょう。調理実習では強いごはんや軟いご飯が炊けます。おこげもできます。蒸らしやご飯のまぜ方、タイミングで味が変わることも体験します。 また、みそ汁の出汁は、小学校の教材では「にぼし」を使用します。にぼしから出汁を取るという経験はほとんどの子がしたことがありません。出汁を取った後のにぼしは具として使ってもよいことになっていますが、これは賛否の分かれるところです。班の中で上手に話し合って決めていました。 ご家庭で、 「ご飯炊いてみたい!」 「今日のお味噌汁はわたしがつくる。」 という声が上がるかもしれません。 またとない学習の機会だと思います。お付き合いよろしくお願いします。 今日は3年前の6年生に家庭科の授業で出題した教科書クイズです。 Q 生たまごを保存するときの向きとして正しいのはどちらかですか。 A 丸い方が上 B 丸い方が下 新しい雲梯校長戦略予算で設置した「雲梯」が完成しました。 早速子どもたちはぶら下がって遊んでいます。環境が整うことは大変重要なことですね。体を動かそうという子どもたちの意欲が引き出せます。先日完成した、鉄棒下の人工芝も大好評。休み時間に鉄棒をする児童の姿が増えました。 元気いっぱい体を使うことが楽しいと感じてくれたらうれしいです。 初めて販売された缶詰の開け方は、Cの「ノミとオノでたたいてふたを切り裂いてください。」が正解でした。当時はまだ缶切りがなかったのですね。開け方の簡便さを追い求めるよりもまず、食物を密閉し保存性を高めることが第一だったのでしょう。 中学校体験入学今日は、6年生が大池中学校と生野中学校に分かれて中学校の授業や部活動を体験させていただきました。 生活や学習が中学校に入ればどのように変わって来るのかということを、映像を交えて説明してもらったので、子どもたちは見通しを持つことができたようです。生徒会の代表の人が前に立って堂々と説明している様子を見ていると、中学校生活を経ることでいっきに大人の階段を上っていくということがよくわかりました。頼もしい先輩を前にして子どもたちも中学校生活へ向けての前向きな気持ちが高まったのではないでしょうか。 クラブ体験では、最初は緊張していたものの、顧問の先生のお話や先輩たちの指導で楽しく活動できました。 中学校の先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました。 今回は5・6年生の家庭科から。 小学校の家庭科では加工食品についても触れられています。加工食品の中でも保存性、味に優れているものの一つに「缶詰」があります。 Q 1810年、イギリスでブライアン・ドンキンとジョン・ホールが世界で初めて缶詰の商業生産を始めたそうです。その缶詰の開け方として説明書きに書かれていたのは次のうちどれでしょうか。 A 火の中に投じて破裂させて開けましょう。 B ペンチでふちを挟んで引き上げてふたを外してください。 C ノミとオノでたたいてふたを切り裂いてください。 D 塩水に浸して3日ほど待ち、ふちが錆びたところを上からふたを力いっぱい押します。 5年生社会科「情報を伝える人々」今日は5年1組の社会科の授業の様子をお伝えします。 今日の単元は「放送とわたしたちのくらし」の中の「情報を伝える人々」です。 テレビのニュース番組を通してニュース番組の役割について考えました。新聞の番組欄からニュース番組が一日のうちにどれくらい放送されているかを調べました。すると、ニュース番組は朝・昼・晩のどの時間帯にもあることが分かりました。また、何曜日でも変わらずたくさんのニュース番組が放映されていることにも気づくことができました。 そこで、「なぜニュースは1日に何回も放送されるのか」について考えを出し合いました。 今日の授業では電子黒板やDVDなどの視聴覚機器も駆使していました。他校の先生方も参観されました。 5年生は、1学期にはよみうりテレビに社会見学に行きました。また、2月には読売新聞に社会見学に行く予定にしています。実際に足を運んで、肌で得た学びと結びついてくれることを願っています。 前回の教科書クイズの解答 Q 次の慣用句、慣用的表現、言葉の中で日本刀の部分の名称と関係のないものはどれでしょう。 A がんじがらめにする⇒「雁字絡め」雁が隊列を組んで飛ぶ姿のように縛ることです。 B せっぱつまる⇒「切羽詰まる」切羽は鞘と刀の接する部分でここが詰まると刀が抜けなくなることから、後にも先にも進めない状況を指すようになりました。 C しのぎをけずる⇒「鎬を削る」鎬は刃の側面です。激しく切りあうときはここで相手の刀を受けます。そこで互いに激しく戦うことを指すようになりました。 D もとのさやにおさまる⇒「元の鞘におさまる」刀のケース、鞘ですね。仲直りすることです。 E 目抜き通り⇒刀と柄(握るところ)をつなぐ金具を目釘、目釘につながって装飾しているものを目貫といいます。目貫は柄の中心にあってとても目立ったことから、中心地にある通りを指すようになりました。 F そりが合わない⇒反りは日本刀の特徴の一つです。刀ごとに反り方が違います。反り具合に合わせて鞘は作られますが、うまく合わせられないと「反りが合わず」鞘におさまらないということになります。転じて相性の悪いことを指します。 答えはAの「雁字絡め」です。刀に関する言葉は他にもたくさんあるようです。調べてみるのも面白いでしょう。 |
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