5月14日(木)の給食春に収穫される新わかめと新たけのこは、「春先の出会いもの」と言われ、煮ものや汁物として、よく組み合わせて使われます。 「わかたけ煮」は、わかめとたけのこを炊き合わせた煮もので、わかめの「わか」とたけのこの「たけ」から「わかたけ煮」と名付けられました。 給食では、みそ汁に使うわかめは乾燥のわかめですが、わかたけ煮のわかめは、採れたわかめをその日のうちに急速凍結し、冷凍したものを使用しています。なめらかな表面と適度な歯ごたえを感じることができます。 校庭に白い花ウツギの仲間で、梅花ウツギ(八重咲き)です。五月梅(サツキバイ)とも言われます。アジサイ科の植物です。ウツギは別名 卯の花。そうです、あの『夏は来ぬ』の歌に出てくる卯の花です。『卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ』です。 6年生が植えたジャガイモが葉をいっぱい茂らせています。土の中はどうなっているのでしょうか?ジャガイモはできているのかな。大きなジャガイモに育ってほしいですね。 5月12日(火)の給食「ごまかかいため」は、たけのこにかつおぶしの旨みとごまの風味がきいたご飯がすすむ献立です。たけのこは5月分から新物が登場します。たけのこの食感や風味が味わえるよう、たんざく切りとしています。 ☆みそを使った料理☆ みそは、日本それぞれの地域で、気候風土や食習慣、嗜好に合わせて、さまざまな料理に使われています。 ・汁物や煮物、鍋物の味付け・・・みそ汁、みそ煮こみうどんなど ・タレとして魚や肉、とうふなどに・・・みそダレ焼き、土手鍋、みそ田楽など 5月11日(月)の給食「金時豆のおこわ」は、金時豆(ドライパック)を使用した献立です。2月に中華おこわが登場しましたが、今回は、鶏肉、うすあげ、しめじを具に使い、だしの旨みを生かした和風の味付けにしています。 豆の収穫は、天候によって左右され、給食で使用する量を確保することが、難しい時もありますが、家庭でなかなか食べられることが少なくなった豆をさまざまな調理法で登場させたいと考えられています。 ☆金時豆☆ 金時豆はいんげん豆の仲間で、同じ仲間に「てぼ豆」「うずら豆」「白花豆」などがあります。主な成分は炭水化物やたんぱく質、おなかの調子を整える食物繊維で、ほかにビタミンB1やビタミンB2 、貧血を防ぐ鉄などが含まれています。 ドライパックの金時豆は、強い蒸気で蒸し上げているので、すぐに料理に使うことができます。 5月8日(金)の給食「きびなごてんぷら」は、今回、サクッとした食感を味わうためにタレをかけていません。 「えんどうの卵とじ」は、旬のえんどうを使用した、春を感じさせる毎回好評な献立です。さやに入ったものがきます。(写真中央) 給食室でさやから豆を取り出して調理します。卵の個別対応献立です。対象の子どもたちには、卵を加える前の、鶏肉と共に煮たえんどうを提供します。(写真右) ☆えんどうの旬☆ えんどうは、日本全国で栽培され、ハウス栽培などもあり、一年中出回っています。旬(たくさんとれて、新鮮で味もおいしい時期)は、春から夏の初めにかけてです。 |