11月18日(水)、6年生は、梅田芸術劇場で、「劇団四季」によるミュージカル『むかしむかしゾウがきた〜命をかけて守りあった、象と人間の物語』を鑑賞しました。
この取り組みは「劇団四季」が主催し、文部科学省が後援するもので、子どもたちに舞台を通じて、大切なものを伝えるというプロジェクトです。(以前は「ニッセイ名作劇場」という名称で、大阪では、厚生年金会館等で行われており、実際に鑑賞された保護者の方々もおられるかも知れません。このミュージカルは、鑑賞を希望する学校がたいへん多く、毎年抽選となり、2・3年に一度の割合でしか鑑賞することができません。)
感動するストーリーや歌、すばらしい俳優、本格的な舞台装置など、子どもだけでなく大人でさえ、ひきつけられてしまいます。6年生の子どもたちの中には、劇中、感動のあまり涙を流している子どももいたそうです。この日は、あいにくの雨模様でしたが、大阪中から午前の部、午後の部と、それぞれ1800人あまりの6年生が集まっていました。この日のできごとは、小学校の思い出のひとつとなったことでしょう。
<ものがたりのあらすじ>
大昔、新聞もテレビもなかったころの物語です。唐の国から日本のへの贈り物として、一頭のゾウがやってきました。初めて見る人々はおどろきながらも大歓迎。殿さまはこのゾウを「九郎衛門」と名づけ、城のほら貝を吹き、太郎衛門に世話をするように命じます。太郎衛門は妻のおゆき、息子の太郎坊とともに、九郎衛門を家族のようにかわいがります。でも、やがて南の国でいくさがはじまり、今度は九郎衛門を殺すうようにとの命令が。そんなことはできません。おゆきと太郎坊が、九郎衛門をかくまおうと命がけで向かった先は・・・・・。
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