全校集会
雨の月曜日、体育館で全校集会を行いました。
校長講話 皆さん、おはようございます。早くも、1月が中旬から下旬にさしかかりました。 今朝は冷たい雨。廊下階段も濡れていますので、十分注意してください。 この土日、3年生は受験に向け、勉強を頑張ってくれたと思いますが、1・2年生は部活動の大会や練習、そして地域の餅つき大会に参加してくれました。 さて、昨日の1月17日は、21年前に「阪神淡路大震災」が襲った日です。午前5時46分。私はこの日のことを忘れることはできません。 21年前ですから、君たちが生まれる前であり、若い先生方も幼い頃で実感がありません。経験した人間が、のちの人に語り継いでいくことは、大切な教訓の一つです。 この日私は、翌日の校外学習の準備のために、早く学校へ行くため、城東区の自宅マンションの部屋を出て、5時46分は、エレベーターに乗る直前でした。 今まで経験したことのない激震。閃光とごう音、身体を支えるのが必死で、マンションが倒れると思いました。何十秒揺れたでしょうか。 そして、揺れがおさまり、部屋の中や子どもたちを確認したあと、自転車で旭区にある学校へ向かいました。また誰も出勤しておらず、職員室を開けると物が散乱、とにかく片付けを始めました。 その途中で、2回目の揺れ。「学校がつぶれてしまう」と感じました。しかし、何とか揺れが収まり、職員室の後、学年の教室を確認しに行きました。この時に3回目の揺れ。廊下の手すりを持って必死で身体を支え、「自分は学校とともに死んでしまう」と思いました。あとで考えるとちょっとしたズレで、大阪は助かりました。 震源地の淡路島北部、そして神戸・芦屋・西宮は悲惨な状況。家屋やビルが崩れ、ライフラインはストップ、火災も発生し、身動きできない状態で多くの犠牲者が出ました。 甲子園に住んでいた私の親戚は、一戸建ての2階で家族が寝ていて、1階が崩れて2階がスライドして落ち、奇跡的に全員無事でした。しかし、こんな例は少なく・・・。 この大正区も河川に挟まれ、港湾に面しており、いろいろと被害があったようです。大正西中学校付近の埋め立て地では、液状化現象も発生したと聞いています。あらためて、ご両親や地域の皆様に、当時の様子を聞いてみてください。 私たちは、数々の災害を乗り越えてきた人々の努力の結果、今の時代を生きています。人間は亡くなってしまったら終わりになります。志なかばで命を落とした人の分まで、命の重みを感じ、精一杯生きていかねばなりません。 いつ襲ってくるかわからない自然災害。今を大切にし、災害に対処できる力をできるだけ兼ね備え、頑張って行くしかありません。 この3学期、精一杯頑張って行きましょう。 表彰 野球同好会 1年 東くん 3ブロック 野球部 駅伝大会 第3位 おめでとうございます。よく頑張りました。 生徒指導主事より コンビニエンスストアでの行動について 18日(月) 冷たい雨の朝21年目を受けて、人々の無念の涙でしょうか・・・。大震災の教訓、しっかり受け継いでいかねばなりません。 もちつき大会 その2少しだけ、もちをつかせていただきましたが、普段の運動不足のせいか、すぐに筋肉痛に・・・。 つきあがったきな粉もち、ご用意いただいた豚汁、柔らかい小芋入りのおもちは、どれも絶品でした。ご馳走様でした。 地域の力と皆様の協力の輪。これぞ北恩加島のパワーです。ありがとうございました。 恒例 もちつき大会
晴天の中、北恩加島小学校で、恒例の「地域もちつき大会」が開催されました。
ポカポカ陽気の中で、餅をつく音が運動場に響きます。 連合町会長様をはじめ地域の皆様、校長先生や教頭先生が力を合わせ、子どもたちや集まった皆様方におもちをふるまわれます。 セイロでマキを使ってもち米を蒸しあげる役割、「臼とり」と「つき手」、つきあがったおもちを丸める仕事、皆さん協力体制が行き届いています。 新人大会 その2次回からの決勝トーナメントも、頑張ってください。 |