「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」〜授業研究会をおこないました5限の国語の授業では、5年生のみなさんが、グループで「竹取物語」の音読と現代語訳に取組みました。「協働」で教える中学校の先生からは、古語についてのさまざまな「ヒント」が出されました。児童のみなさんが説明に引き込まれていきます。さあ、うまく意味がつながるように訳すことはできたかな。 6限の理科の授業では、6年生のみなさんが、「金属を溶かす塩酸の働き」の実験・観察に取組みました。見るだけではなく、匂い・触り・音をきいて変化のようすを観察します。「協働」で教える中学校の先生からは、実験で発生した泡の正体である水素についての詳しい説明がありました。中学校の学習内容につながる知識を得ることができました。 勉強することは、本来、知らないことを知り・できなかったことができるようになる、喜びや楽しさに満ちた活動のはずです。むくのき学園では、そのような原点を大切に授業研究をおこなっています。一人でも多くの児童生徒のみなさんが「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」を感じられますように。そのことが教員にとっての喜びと楽しさでもあるのです。 町たんけんむくのき学園の近くにある、あすか保育所や郵便局、中島惣社など、いろいろな施設に出向いて、調べ学習を行いました。施設ごとにグループに分かれ、施設の方に質問したり、iPadで写真をとったりして取材を行いました。この後は、それぞれが調べた内容を他のグループの人たちに伝えるために台本を書いて発表を行う予定です。 やさしく答えてくれる地域の方々から、自分自身が現地で調べることの大切さを学べたように感じた、とても素敵な学習活動でした。 なかなか見られない光景です今日は、異学年交流の1つとして、あるいは、小中協働授業と教科の枠をこえた学習活動の新たな試みとして、国語科の授業で「月の起源を探る」という論説文の学習に取組んできた9年生が、理科の授業で「月や星」の学習を始めた4年生に、理解した内容を「わかりやすく魅力的に伝える」プレゼンテーションをおこないました。 ちゃんときいてくれるかな---この言葉で理解できるかな---9年生にとっては、不安もいっぱいです。あいさつをしてグループごとのプレゼンテーションを始めると、目を輝かしてきいてくれる4年生を前に9年生の言葉に熱がこもります。やり遂げた充実感を表情に浮かべて、9年生は教室へと戻っていきました。小中一貫校ならではの光景がみられた学習のひとコマとなりました。この週末は十五夜です。夜空に輝く満月が、4年生と9年生のみなさんには、いつもと少しちがって見えるはずです。 よく噛んで食べましょう〜カムカムマン登場校長先生から児童の皆さんへ報告 |