今回は、5年生理科の授業の紹介です。
校長戦略予算で購入したIpadを使った授業です。
今年度一学期より5年生を中心にIpadを使った授業を実施しています。
まずは、教員が教材提示や児童のノートを共有する際に使用しました。
次に、各班一台ずつのIpadを使って写真をとり、成果を共有しました。
そして、今単元「流れる水のはたらき」では、各班一台のIpadを使い、自分たちの考えた実験を記録し、検証し、改善し、を繰り返しました。
さらに、実験の記録映像をもとに自分たちの実験をまとめ、発表します。
子どもたちは、自分たちの実験の記録をとり、映像をつかって説明するということで、実験の要点を考え、そこを中心に撮影し、そこを中心に考え、「よく見る」ということを意識していました。
Ipadを使うということは、それだけでも興味をそそられる活動かもしれません。もちろん記録を後から見直すことができるという利点もあります。
しかし、今回はそれ以上に児童がみずから「実験の要点に気付き、集中する」という効果が見られ、これは、もちろん子どもにとって非常に有利な点ですが、教師にとっても非常に有意義な、また新たな道が拓かれた効果でもあると思います。