修学旅行事前学習(長崎県)・長崎への原爆投下、平和について ・軍艦島および文化について ・長崎の食べ物について ・土産物や名物・名産について ・しおりの表紙制作、ファイルの使用・活用について 写真は、長崎ちゃんぽんを調理し、試食している様子とインターネットで調べ学習をしている様子です。生徒達は長崎ちゃんぽんの出来栄えに「とても美味しいです」と舌鼓をうっていました。 本日の献立/2月5日(金)・ミンチカツ ・だいこんのサラダ ・みかん ・牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 29.1g、脂質 24.8g ☆だいこん(大根)☆ ダイコンはかなり古くから栽培されていたアブラナ科の野菜で、4500年以上前に建てられたピラミッドにもダイコンの記述があるそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載されており、たいへん古くから栽培され、また、春の七草のひとつ「すずしろ」としても親しまれてきました。今では日本を代表する野菜であり、明治以来(実際は江戸時代のころから)、その生産量は第一位となっています。品種改良もされ、日本各地でそれぞれ特有の品種が栽培されていましたが、1970年代になって、みずみずしくて甘みが多く、辛味の少ない「青首だいこん」に人気が集中しました。そのため、現在では、漬物用などを除いて、栽培されているもののほとんどが、この青首だいこんとなっています。旬は、作型が、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため、特定しにくいですが、さらに辛味の少ない11月〜3月のものが好まれています。 ダイコンの特徴としては、根の部分(白い部分)には、アミラーゼ(ジアスターゼともいう)、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が多く含まれています。そして、アミラーゼはでんぷん、プロテアーゼはたんぱく質、リパーゼは脂肪、というようにそれぞれの消化を助ける働きがあり、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱すると効果が弱くなるので、ダイコンおろしなどにして食べるのはとても効果的です。また、最近では食べることは少なくなりましたが、葉の方は、緑黄色野菜として、カロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含んでいます。 今日の給食では、サラダとして使っています。 春がそこまで昨年秋頃に定期的に学校の近くを通られる方に、「ツタンカーメンエンドウ」と「グリンピースロング」の種を頂きました。お手紙も同封されており、植える時期やどんな土が適しているかが丁寧に書かれていました。 その「ツタンカーメンエンドウ」が紫色の可愛らしい花を、「グリンピースロング」が可憐な白い花を咲かせ、畑に彩りを加えています。 花から実になる成長過程も楽しいですよ。是非、観察してみてください。 ・ツタンカーメンエンドウ:校園東側畑(左の写真) ・グリンピース ロング:放送室前花壇(右の写真) 本日の献立/2月4日(木)・厚焼き卵 ・きくなとはくさいのおひたし ・キャベツの甘酢あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 22.8g ☆きくな(菊菜)☆ キクナは、春に黄色の花を咲かせることから、「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。原産地は地中海沿岸とされ、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていましたが、アジアに伝わる過程で食用として栽培されるようになったと考えられています。現在食用としているのは、日本以外では、中国、インド、東南アジアなどのようです。日本への伝来は、室町時代とされており、「高麗菊(コウライギク)」、「琉球菊(リュウキュウギク)」、「ローマ菊」などの名でも呼ばれていたことから、朝鮮半島、沖縄などから渡来したものと考えられます。 栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテンはホウレン草よりも多く、ビタミンB2・C・E、カルシウム、鉄なども豊富です。独特の香りは、α‐ペネン、ペリルアルデヒドと呼ばれる成分で、食欲の増進、胃もたれの解消、消化促進などの働きがあるそうです。旬は11月〜3月で、冬の鍋物には欠かせない食品となっています。また、柔らかいので、おひたしなどのあえものにもよく使われます。 今日の給食では、ハクサイと合わせておひたしとして使っています。 ※明日(2/5)は、チキンカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 本日の献立/2月3日(水)・鰯のかば焼き ・豚肉と野菜の煮もの ・カリフラワーの柚子の香あえ ・福々豆 ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 818kcal、たんぱく質 35.0g、脂質 23.2g ☆節分(せつぶん)☆ 今日は「節分」です。この節分というのは、季節の変わり目を意味するもので、立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいます。したがって一年間に4回ありますが、とくに立春の前日には、鰯(イワシ)の頭を柊(ヒイラギ)の枝に刺して戸口に立てたり、豆まきをしたりして、鬼を追い払うという習慣が昔からあります。ここで「鬼」というのは、災難や病気をあらわすものなので、そういったことを追い払い、家族の健康や幸福を願うということになると思います。この行事で使われてきたイワシや大豆はどちらも子どもの成長や家族の健康には欠かせない栄養素や成分がたっぷり含まれた食品で、これらを飾り付けや豆まきに使うだけでなく、料理などにして食べます。そう考えると食事の面からも健康を考えられた行事であると言えそうです。 今日の給食では、「いわしのかば焼き」と、炒り大豆に砂糖でつくったシロップときな粉で味付けした「福々豆」を献立に取り入れました。 |