本日の献立/12月4日(金)・厚揚げとじゃがいもの煮もの ・れんこんのてんぷら ・ごぼうの酢のもの ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 808kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 21.4g ☆れんこん(蓮根)☆ レンコンは、ハス(蓮)の地下茎(土の中にのびる茎)が太くなったもので、蓮の根ということで「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産といわれていますが、はっきりしたことはわかっていません。日本へは奈良時代に中国から伝わり、薄桃色の美しい花を咲かせるので、当初は観賞用とされていましたが、鎌倉時代になって、食用のものが伝わり、各地に広がりました。花が咲いた後にできる種も「ハスの実」として食べることができます。レンコンの穴は、一般的に、真ん中に1個とそのまわりに9個の穴が開いています。これは、空気を通す穴で、葉や茎とつながっており、土の中の根に外の空気を送るという大切な役割をしています。また、この穴は「先を見通す」ということから、縁起のいいものとして扱われ、正月や節句などのお祝いの料理に使われています。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含むので、風邪の予防としても役立ちます。 今日の給食では、天ぷらにしています。 本日の献立/12月3日(木)・豚肉とさといもの煮もの ・水菜とえのきたけの煮びたし ・じゃことピーマンの炒めもの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 26.3g ☆水菜(みずな)☆ 水菜は、日本特産の野菜で、京都で古くから栽培されていた京野菜のひとつです。畑に水を引き入れて栽培したことからこの名がつきました。関西以外では、京菜(きょうな)とも呼ばれます。カロテンとビタミンCが豊富で、これからの季節のカゼ予防にはぴったりの野菜です。そのたカルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル成分、食物繊維も多く、栄養バランスのとれた緑黄色野菜です。また、美肌作り効果のあるポリフェノールが含まれているので、美容野菜としても注目されています。11月から2月ごろが旬で、漬物、鍋物、サラダなどいろいろな料理に適しています。大阪ではミズナの歯ざわりを生かして、鯨肉とともに鍋物にした「はりはり鍋」が有名です。今月の給食では、21日の献立で牛肉を使用して汁物にした「はりはり汁」を予定していましたが、本校では、懇談のため当日の給食は中止となり少し残念です。 今日の給食では、煮びたしとして使用しました。 本日の献立/12月2日(水)・ちくわのてんぷら ・カリフラワーのピクルス ・みかん ・牛乳 栄養価 エネルギー 842kcal、たんぱく質 27.6g、脂質 23.6g ☆冬野菜の和風カレーライス☆ 今日のカレーライスは、主に秋から冬に旬を迎える食材を使いました。肉は牛肉を使い、ふだんはジャガイモを使うところサツマイモにし、野菜については、タマネギ以外は、旬のものとしてダイコン、レンコン、ゴボウ、ニンジンを使いました。そして、青みの野菜としてゆでたホウレンソウをおかず容器にいれ、食べる時にカレーライスの上に乗せてもらうようにしました。味付けの方は、少しわかりにくいかもしれませんが、けずりぶしでとっただしを使用し、和風っぽくしています。 これに、ちくわの天ぷらと旬の野菜であるカリフラワー(花耶菜:はなやさい)のピクルスを組み合わせ、デザートとして、これも今が旬のみかんを使いました。 本日の献立/12月1日(火)・だいこんの洋風煮 ・チンゲンサイとコーンのソテー ・ごぼうサラダ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 26.8g、脂質 26.8g ☆マリネ☆ マリネというのは、広い意味では漬け込むということ全般になり、主に肉や魚、野菜などを調味料で漬け込む調理法、またその料理のことをいいます。漬け汁は、主に酢やレモン汁、ワイン、塩水などでつくられ、それに風味をつけるため、油や香草、香辛料などを加えることが多く、この漬け汁をマリナードといいます。漬け込むことによって素材に風味をつけたり、柔らかくしたりすることを目的にし、これを下処理の段階で行うものや、漬け汁につけたままの状態で提供するものがあります。また、生のものを漬け込んでそのまま食べるものや、それを加熱して食べるもの、また、一度加熱して食べるものなど様々なものがあります。ピクルスや日本の南蛮漬け、生鮨(きずし)などもマリネといえます。 今日の給食では、鯵にでんぷんをまぶして揚げたものをたまねぎとりんご酢、レモン汁、料理用ワイン、砂糖、塩でつくった漬け汁につけて、マリネにしました。 ※明日(12/2)は、冬野菜のカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 本日の献立/11月30日(月)・豚肉と野菜の炒め煮 ・ブロッコリーのごまあえ ・みかん(缶詰) ・みぞれ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 21.6g ☆まだら(真鱈)☆ タラは雪の舞う季節に欠かせない北国の代表的な白身魚で、雪のように白い身が特徴です。日本では古くから冬の味覚として親しまれ、タラのことを「ユキ」とよんでいたこともあり、漢字では「鱈(タラ)」と書きます。日本近海には、約90種類のタラが生息していますが、一般にタラというと「マダラ(真鱈)」のことをいいます。マダラは生命力が強く、平均寿命は13〜14年といわれ、魚の中では長生きになります。また、食いしん坊でエサをよく食べ、お腹がぷくっとふくれた形をしていることから、お腹いっぱいに食べる意味の「たらふく(鱈腹)食べる。」や、矢継ぎ早に(次々に)たくさん食べる意味の「やたら(矢鱈)食べる。」という言葉の当て字になっています。そのほか、タラバガニの「たらば(鱈場)」というはタラがたくさん獲れる漁場のことで、これと漁場が重なることからこの名がついたようです。 味の方はくせがなく、身は柔らかくてとてもおいしい魚で、鍋物、揚げ物、焼き物などいろいろな料理に使われます。タラの卵巣として「たらこ(鱈子)」がありますが、これは同じタラでもスケトウダラというタラの仲間の卵巣です。マダラのものは、とくに呼び名はないようですが、北国では、一般に魚類の卵巣を意味する「まこ(真子)」と呼んでいるようです。 今日の給食では、マダラの切り身をてんぷらにしています。そして、汁物にはだいこんおろしを使用した「みぞれ汁」を組み合わせました。 |