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本日の献立/9月7日(月)

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献立名 ・ドライカレー
    ・鶏肉と野菜のソテー
    ・焼きかぼちゃ
    ・固形チーズ
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 799kcal、たんぱく質35.0g、脂質 21.8g

☆チーズ☆
 日本で流通しているチーズには主にナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。ナチュラルチーズは古い歴史を持つ乳製品で、古代ローマ帝国では、すでにチーズとチーズ製造に関する知識が輸出入されていたようです。そして、ヨーロッパを中心とする世界各地に地方特有のチーズができたため、その種類はたいへん多くあります。プロセスチーズの製造につながったのは、19世紀末のことで、当時、ヨーロッパでチーズを輸出するため、加熱殺菌により保存性を高めるという試みが行われました。そして、1911年、スイス人により、チーズにクエン酸ナトリウムを添加して加熱すると、冷却後も加熱前とほぼ同じ固さで、均一な組織のチーズができることが発見されました。そして、これをプロセスチーズと名付けました。
 一方、日本に乳製品の製造が伝えられたのは、538年の仏教伝来のころといわれ、「政治要略(1002年)」のなかに、700年(文武4)に「蘇」を作ったという記事があり、チーズのようなものがつくられたことが知られています。しかし、これは貴族の薬物として用いられるためのもので、一般には普及しませんでした。その後、航空機の発達と東京オリンピックがチーズの普及に大きく貢献したといわれ、日本人のチーズの年間消費量は、第二次世界大戦後、数百倍にもなっているようです。
 チーズは、牛乳を原料としてつくられた場合、エネルギー、たんぱく質、カルシウムなどは、牛乳の6倍近くにもなり、ひじょうに栄養価の高い食品ではありますが、塩分も添加されていますので、食べすぎには注意が必要です。

本日の献立/9月4日(金)

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献立名 ・牛肉のきんぴらちらし
    ・いわしてんぷら
    ・なすのそぼろ炒め
    ・ブロッコリーのごま酢あえ
    ・すまし汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 882kcal、たんぱく質34.5g、脂質 29.9g

☆ふ(麩)☆
 麩は日本の伝統的な植物たんぱく質食品で、天平時代に仏教とともに中国から伝えられたといわれています。焼き麩と生麩がありますが、どちらも小麦粉に水、食塩を加えた生地を水洗いして、でんぷんや水溶性のたんぱく質、糖質などを除いた後に残るグルテンという粘りのある成分を主原料にします。以前は製麩所で小麦粉からグルテンを作って製造していましたが、最近では、グルテン自体を購入して加工することも多いようです。
 焼き麩は、この生グルテンに小麦粉、もち粉、膨張剤などを合わせてこね、固有の形に整えて、回転式や固定式の窯で焼いたものです。山形県の庄内麩(板麩)、新潟県の車麩、京都の京小町麩、滋賀の丁字麩(京都にもある)、その他、白玉麩、花麩、観世麩など地域によって様々なものがあります。これら焼き麩は江戸時代後期になって作られるようになったようで、保存食品としても利用されてきました。
 生麩は主に京都を中心とする関西地方で発達し、料理屋で使われることが多く、グルテンに少量のもち粉や小麦粉を加えたものを基本として、ヨモギ、アワ、ソバなどを加えて練ったものを蒸し上げたものです。
 今日の給食では、白玉麩をすまし汁に使っています。

※来週、9/7(月)は、ドライカレーがありますので、スプーンのご準備をお願いします。

3年生水泳大会

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 9月1日火曜日の午後、雨で延期かとも心配されましたが、小雨にかわりなんとか水泳大会が行うことができました。最後の水泳大会ということでおおいに盛り上がり、応援の喚声は校舎まで届いたほどでした。得意な水泳で力いっぱいクラスのためにがんばった人、リレーの補欠で何回もがんばってくれた人、苦手な種目でも最後までがんばってくれた人、みんながそれぞれに最後の水泳大会をやりきってくれました。
 最後の種目のときに雨あしが強くなり、閉会の言葉もなく大急ぎで着替えに走って終了というようなことになってしまいましたが、思い出に残る水泳大会でした。
 ちなみに、優勝は2組、準優勝は1組でした。

本日の献立/9月3日(木)

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献立名 ・鶏肉のカレー風味焼き
    ・ベーコンと野菜のソテー
    ・さつまいものレモン風味煮
    ・グリーンアスパラガスのサラダ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 829kcal、たんぱく質28.8g、脂質 28.0g

☆さつまいも☆
 サツマイモは「甘藷(かんしょ)」とも呼ばれるイモ類です。中央アメリカが原産で、紀元前から栽培されていました。コロンブスのアメリカ大陸到着(1492年)の後、17世紀までにヨーロッパ各地に伝わりましたが、好温性の作物であり、ヨーロッパの気候にはあまりなじまず、冷涼地に向くジャガイモほど普及しませんでした。アジア諸国へは、16世紀初期にスペインの旅行者により伝えられ、日本へは、17世紀初期に中国から沖縄へ伝わりました。そして1705年に薩摩の漁師が鉢植えのサツマイモを持ち帰り、種芋を増殖し、享保・天明の飢饉を薩摩藩において救ったといわれています。その後18世紀前半に蘭学者・青木昆陽が救荒作物として全国に普及させ、主として関西以西で栽培が増加しました。そして、食糧難の第二次世界大戦中から大戦後には急速に伸び、食糧不足から多くの国民を救うために役立ちました。
 主成分は、でんぷんで、加熱すると一部が糖質に変化し甘味が増加します。しかしエネルギーは、米や小麦粉の1/3程度で、ビタミンCやB1、たんぱく質の吸収に関係すB6などを多く含んでいます。そのほか、切り口から出る白い液体成分「ヤラピン」は食物繊維とともに便秘解消の効果があります。旬は新物が9〜11月、貯蔵物は1〜3月とされています。
 今日の給食では、レモン風味の甘煮にしています。

本日の献立/9月2日(水)

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献立名 ・ハヤシライス
    ・ツナと野菜のソテー
    ・海そうサラダ
    ・巨峰
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 824kcal、たんぱく質27.9g、脂質 25.1g

☆巨峰(きょほう)☆
 巨峰は、大粒で黒紫色のブドウで、日本で育成され、1945年に発表された品種です。果汁が多く、甘みも強いうえに皮離れもよいので、人気も高まり、1970年代から増殖されました。現在では国内生産量は1位になっており、とくにジベレリン(植物ホルモンの一種)処理された種無しのものが好まれています。巨峰の旬は8月下旬から9月上旬なので、まさに今、真っ盛りです。
 ブドウは今では1万を超える品種があり、ヨーロッパブドウとアメリカブドウに大別されます。ヨーロッパブドウの原産地は、西アジアから南ヨーロッパあたりと考えられており、栽培の歴史は5000年以上前にさかのぼります。アメリカブドウは北アメリカに自生する野生ブドウから選抜されたり、その野生ブドウとヨーロッパブドウの交配によりした育成されたりした品種のことを言います。ヨーロッパブドウは乾燥した気候を好むので、雨の多い日本では栽培は難しいですが、アメリカブドウは病害に強く、多湿な日本の気候でも栽培できます。世界のブドウの生産量のうち8割がワインの原料になっているのに対し、日本で栽培されたブドウの9割は生食用になっています。ブドウの主成分は果糖、ブドウ糖などの糖質ですが、カリウムなどのミネラルも含んでいます。また、黒皮や赤皮のブドウには、抗酸化作用のあるポリフェノールの1種のアントシアニンが含まれ、活性酸素を取り除き老化を防ぐ効果や、視力回復、肝機能向上などの効果があるとして期待されています。

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