本日の献立/2月16日(火)・ウインナーと野菜のケチャップ煮 ・ほうれん草とコーンのソテー ・ごぼうサラダ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 21.7g ☆ウインナーソーセージ☆ ソーセージは、食肉の保存法として開発された食品で、その歴史は古く、古代ギリシャの記録に、メソポタミア文明においてソーセージが作られていたというような文献が残っているそうです。そして、主にヨーロッパ各地で、ハム、ベーコンをつくった残りの豚肉やその他の畜肉を細切りにし、食塩、香辛料などと練り合わせ、動物の腸などに詰め、塩漬け、乾燥、燻煙、加熱などの組み合わせにより、多くの種類がつくられてきました。「ウインナーソーセージ」もその1つで、オーストリアのウィーンに由来するものです。日本へは明治維新以降、いろいろなソーセージの製造法が伝わり、現在JAS規格では、ウインナーソーセージは、緬羊(めんよう)の小腸または人工のケーシングを使用して材料を詰め、直径20mm未満で、燻煙または湯煮したものとされています。直径がさらに太くなり、20〜36mmになると「フランクフルトソーセージ」、36mm以上で牛の小腸などを使ったものは「ボロニアソーセージ」というふうになります。 今日の給食では、粗挽きの豚肉を使った小さめのウインナーソーセージをケチャップ煮に使っています。 本日の献立/2月15日(月)・高野どうふの含め煮 ・水菜のおひたし ・りんご(缶詰) ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 34.8g、脂質 19.0g ☆さごし☆ サゴシというのは、サバ科の魚で、サワラ(鰆)の若魚です。サワラは大きくなるにつれて呼び名の変わる出世魚で、50cmくらいまでを関西では「サゴシ」、関東では「サゴチ」と呼び、70cm位までのものを「ヤナギ」、そして70cmを超えるようになるとサワラと呼ぶようになります。サワラは全長1mにもなる大型の魚で、腹の部分が膨らんでおらず、細長い形をしていることから、腹が狭いという意味で、「狭腹(さはら)」からサワラと呼ばれるようになったそうです。そして、その若魚についても、同じように、腰が狭いという意味で、「狭腰(さごし)」と呼ばれるようになったそうです。 サワラは漢字で書くと、「鰆」と書き、春の字が使われるので、旬は4月ごろと思われがちですが、どちらかというと、初春をあらわすようで、「寒ざわら」と呼ばれる1〜3月ごろのものがおいしくなります。また、一般にサワラというと切り身にしても大きくなりますが、体の大きさによる味の変化はほとんどないので、弁当など使う目的によって、サイズが小さい方がよいという場合は、サゴシが使用されます。どちらも味はくせがなく、塩焼き、照り焼き、みそ漬け焼きなどの焼き物にするとおいしく、ムニエルやグラタンにも使われます。今日の給食では、塩焼きにしています。 ※本日より、ごはん容器の色が変わりました。 本日の献立/2月12日(金)・サーモンフライ ・キャベツのピクルス ・いよかん ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 851kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 24.8g ☆キャベツ☆ キャベツは古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つで、世界で最もポピュラーな葉菜です。ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸が原産とされており、「キャベツ」という名は、頭の形をした野菜という意味ですが、もとの野生種は結球しないものだったようです。これをケルト人がヨーロッパ各地に広め、その過程で花を食べるブロッコリーやカリフラワー、わき芽を食べる芽キャベツなどに分かれ、そして現在のような結球するキャベツが生まれました。日本に伝わったのは、江戸時代末期で、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治時代から大正時代にかけて「トンカツ」の流行とともに、キャベツの生食が急速に普及したそうです。 キャベツは、出荷時期によって「春キャベツ」、「夏秋キャベツ」、「冬キャベツ」に大きく分けられ、巻きの固い冬系の「寒玉」が流通の大半を占めており、1〜3月ごろがおいしい時期となり、とくに関西ではお好み焼き用として人気があります。また、最近では、生でも柔らかい春系の品種も好まれるようになり、こちらの方も生産量が増加しています。 栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれるビタミンUが含まれています。 今日の給食では、ピクルスとして使っています。 2年生進路講話1年生 進路学習 |