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本日の献立/3月3日(木)

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献立名 ・三色丼(鮭そぼろ、ほうれん草、錦糸卵)
    ・菜の花とちくわの天ぷら
    ・だいこんの酢のもの
    ・三色ゼリー
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 811kcal、たんぱく質 27.7g、脂質 22.8g

☆菜の花(なのはな)☆
 「菜の花」というと地中海沿岸や中央アジア、北ヨーロッパなどを原産とするアブラナ科の植物全般の花をさしますが、食品としての菜の花は、花が咲く前の蕾(つぼみ)がついた茎と葉の部分を野菜として食べるものです。アブラナは古くから主に灯油や食用油をとるためや、食用、観賞用として栽培されていました。明治時代に入ると、油をとるための作物は「菜種(なたね)」として栽培が広がり、そして、一部の地方で、野菜として食べるものは「菜花(なばな)」、観賞用は「花菜(はなな)」として残りました。
 食用のものは、冬から早春にかけて(12〜3月ごろ)が旬で、春を告げる緑黄色野菜として親しまれています。少し苦味がありますが、ゆでることで抑えられ、おひたしや漬物、汁物として利用されます。栄養価はたいへん高く、同じ重さで比べると、カルシウムは牛乳の1.5倍、鉄はホウレン草の1.5倍、ビタミンCはみかんの4倍も含まれています。その他のミネラル成分やビタミン類、食物線維なども多く含まれています。カゼや貧血の予防など、その他いろいろな効果が期待される食品です。
 今日は、桃の節句ということで、春らしい食品として天ぷらにしました。
 桃の節句は五節句のうちの一つとなりますが、日本では、古くから伝統的な行事として位置づいてきました。ほかには、人日(じんじつ、1/7)、端午(たんご、5/5)、七夕(たなばた7/7)、重陽(ちょうよう、9/9)がありますが、ちなみに今の暦では3/3、5/5、7/7は、同じ曜日となります。

本日の献立/3月2日(水)

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献立名 ・マーボー豆腐
    ・焼きそば
    ・揚げシューマイ
    ・ボイルブロッコリー
    ・はっさく
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 872kcal、たんぱく質 28.8g、脂質 23.8g

☆はっさく(八朔)☆
 ハッサクは、1860年ごろ、広島県因島市の浄土寺境内で発見されました。明治時代後期から因島を中心に普及しはじめ、第二次世界大戦後になって栽培が広まりました。ブンタンの近縁種のかんきつ類で、ハッサクという名は、旧暦の八月朔日(8月1日/現在の9月中旬)から食べることができるということからついた名です。しかし、実際には秋口ではまだ未熟でおいしくはありません。樹になっている状態では、3〜4月ごろにおいしくなりますが、一般的には12〜1月に収穫されて貯蔵した後、3〜4月を中心にイヨカンに続いて出荷されます。主産地は、和歌山、愛媛、広島などです。
 皮が厚くてむきにくいですが、中の袋(じょうのう膜)と果肉(砂じょう)の部分ははがれやすいので、食べやすいです。少し苦味がありますが、これはナリンギンという成分によるものです。しかし、最近では、以前より皮もむきやすくなり、苦味も少なくなり、甘味が増してきているようです。

※明日(3/3)は、3年生は公立高出願等のため給食中止となりますので、1・2年生のみの実施となります。また、明日の献立には、ゼリーがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

3年生家庭科調理実習

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 3年生は、公立高校入試真只中ではありますが、家庭科調理実習で、とても楽しそうにクッキーや蒸しパンなどを作りました。出来上がりを紅茶と一緒にいただきました。

本日の献立/3月1日(火)

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献立名 ・みそカツ
    ・赤平天と野菜の煮もの
    ・キャベツとコーンのサラダ
    ・はくさいとほうれん草のおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 862kcal、たんぱく質 26.0g、脂質 31.8g

☆こんにゃく(蒟蒻)☆
 コンニャクは、コンニャク芋を原料とした古くからある加工食品です。コンニャク芋はインドシナ半島が原産とされるサトイモ科の植物です。日本へは仏教とともに伝わったといわれますが、縄文時代にサトイモなどとともに渡来したという説もあります。
 コンニャクの葉柄は一本の茎のように1〜2mくらいまで伸び、その上部に葉をつけます。地下にできる球茎(いも)は、冬季に収穫・保存して春に植えつけるということを繰り返し、3〜4年栽培し、300〜400gになったら原料として収穫されます。これを切り干しにして製粉すると、精粉(せいこ)と呼ばれる粉ができます。精粉の主成分はグルコマンナン(コンニャクマンナン)と呼ばれる水溶性食物繊維で、これに水と水酸化カルシウムなどのアルカリを加えると凝固し、不溶性食物繊維となります。この性質を利用した加工食品が、コンニャクということになります。
 コンニャクが、一般的な食品として使われるようになったのは江戸時代で、1700年代後半に精粉の製造法が常陸国(ひたちのくに)・水戸藩の農民により考案され、急速に広まったようです。生芋からつくるコンニャクは皮などがはいって黒っぽくなりますが、精粉を使うと白っぽく仕上がります。西日本では、生芋からの製造が続いていたこともあり、白っぽいコンニャクはあまり好まれないので、昨日紹介したヒジキなどの海藻を加えて黒っぽく仕上げています。
 代表的な低エネルギー食品で、カルシウムや食物繊維を多く含んでいます。コンニャクは昔から「腹の砂をとる」といわれるのは、この食物繊維が腸を刺激し、腸内の有害物質を排泄するためで、この働きにより、便秘や大腸がんなどの予防に役立ちます。また、血糖値やコレステロール値を下げる効果もあるといわれています。
 今日の給食では、煮ものに使っています。

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