ドイツ国際平和村から![]() ![]() ![]() ![]() 募金活動を実施しました。 そして、ドイツ国際平和村から受領書が届きました。 受領書 大阪市立三国中学校3年生の皆様 募金にご協力下さった皆様 この度、ドイツ国際平和村の活動へご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。 2016年1月15日付で、皆様からのご寄付「¥80,091−」を確かにお預かりいたしました。 ドイツ国際平和村のスタッフ一同ならびに子どもたちを代表し、心より御礼申し上げます。お気持ちをしっかり受け止め、ドイツ国際平和村の子どもたちや援助を待っている子どもたちのため、大切に使用させていただきます。 ドイツ国際平和村は、紛争や危機的状況に直面し、母国では十分な治療を受けることができない子どもたちへの援助を目的とし、1967年市民運動により設立されました。以来、3つの活動を中心として、子どもたちへの援助を行っています。まず1つ目は、傷ついた子どもたちへのヨーロッパでの医療援助です。これは、怪我や病気を負い危機的状況におかれた罪のない子どもたちをヨーロッパで治療し、リハビリを行い、できるだけ早く母国の家族の元へ帰すという活動です。また、子どもたちの母国における活動にも取り組んでいます。これが2つ目の活動です。医療施設の充実をはじめ、物資の援助、特に薬の分野における援助にも力を入れています。この子どもたちの母国での活動では、子どもたちが母国で治療を受けられるようになることを目指しています。最後に3つ目の活動として、誰もが平和を願う社会となることを目指した「平和教育活動」に取り組んでいます。 平和村では、子どもたちが大変喜ぶ瞬間が2つあります。1つは、治療が終わり帰国する子どもたちの名前が発表される時です。昼食の後に帰国できる子どもたちの名前が読み上げられる時、食堂は熱気に包まれ、子どもたちの歓喜の声が施設全体に響きわたります。その時にいつも私たちスタッフは、たとえ平和村で他の友達と共に生活をしていても、やはり子どもたちにとって家族の存在や母国の存在は特別なものなのだということに改めて気づかされます。もう1つ子どもたちが喜ぶ瞬間は、自分が病院に入院する日がわかった時です。私たち大人にとって病院はできるだけ行きたくない場所ですが、子どもたちは「病院に入院すること」が自分たちにとって何を意味することかがわかっているのです。病院に入院すると手術はできる、手術ができると元気になれる、元気になれると家族に会える。このことがわかっているからこそ、子どもたちは病院に行けることに行けることに喜びを感じるのです。 子どもたちは、重い病気やケガを負っているにも関わらず、彼らの生きようとする強い意志に私たちはいつも圧倒させられます。子どもたちは戦争や紛争、それに伴う貧困や矛盾した社会構造の犠牲になっていますが、彼らは決して「可愛そうな子どもたち」ではありません。強く生きようとする彼らの存在を尊重し、彼らのような「大人の犠牲」になる子どもたちが将来いなくなるように、私たちはこれからも地道に活動していきます。皆様お一人お一人の子どもたちを想う温かい気持ちに心からお礼申し上げますとともに、今後とも平和村の活動と世界の子どもたちのことをお心の片隅に留めて頂けましたら、大変ありがたく、嬉しく思います。 2016年2月12日 FRIEDENSDORF INTERNATIONAL 《ドイツ国際平和村》 Thomas Jacobs(トーマス・ヤコブス) 金巨 未来(Miki Kaneko) −代表− −日本向け広報担当− ご寄付を受領しました寄付金口座詳細 《三菱東京UFJ銀行本店 普通口座 口座番号:0152887 口座名:ドイツ平和村またはAktion Fridensdorf e.V》 |