TOP

本日の献立/10月19日(月)

画像1 画像1
献立名 ・揚げギョーザ
    ・焼きビーフン
    ・えのきたけとチンゲンサイのあえもの
    ・キャベツとコーンの炒めもの
    ・中華スープ
    ・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質23.2g、脂質 23.6g

☆ビーフン(米粉)☆
 ビーフンは漢字では、「米粉」と書き、その字の通り米の粉でつくった麺です。中国南部が発祥の地とされ、福建省、台湾などで古くから食べられていたそうで、日本へは、1950年ごろに伝わったようです。おもに焼きビーフンや汁ビーフンなどの中華料理で使用されます。ビーフンというのは、福建省の読み方で、中国の標準語では、ミーフェンというような読み方になります。
 現在、世界で栽培されているお米は、大きく分けると東南アジアの丘陵地帯や日本などの温帯地域に分布する「ジャポニカ種」と、インドを中心とした東南アジアや中国南部に分布する「インディカ種」に分けられます。日本で主食として食べられているのは粘り気のあるジャポニカ種で、ビーフンの原料には粘りの少ないインディカ種が適しているそうです。この米を水に浸漬したのち、水挽き(水を加えながら砕く)し、脱水したかたまりを蒸し煮して一部を糊化させ、練った生地を小さな穴から線状に押し出し、冷やし固めたものをさらに蒸し煮し、これを乾燥させてつくります。日本で製造されるものには、ジャポニカ種を使った製品もあり、この場合は、でんぷんなどを加えてつくるそうです。
 今日の給食では、「焼きビーフン」として使っています。

本日の献立/10月16日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
献立名 ・クリームシチュー
    ・ボイルブロッコリー
    ・白身魚フライ
    ・だいこんのレモンピクルス
    ・りんご
・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 867kcal、たんぱく質34.5g、脂質 21.3g

☆レモン(檸檬)☆
 レモンの原産地は、インド北東部のヒマラヤ地方とされ、中国へ10世紀ごろに伝わりましたが、東洋ではあまり発展しませんでした。西洋へは12世紀ごろアラビア人によりスペインに伝えられ、また、十字軍がフランスへ持ち帰ったのが栽培の始まりといわれています。15世紀にはシチリアを中心に地中海地域で栽培が広がりました。そして、コロンブスの航海以降にアメリカへわたり、カリフォルニアに大産地ができました。大航海時代には、スペイン、ポルトガル、イギリスなどで航海中のビタミンC不足による壊血病が問題になり、そこで、レモンが脚光を浴びることになりました。日本へは明治時代に伝わり、瀬戸内地方を中心に栽培が広がりましたが、1964年(昭和39)のレモンの輸入自由化により、国内での生産は激減しました。しかし、輸入レモンの防カビ剤の残留が問題になり、国産レモンの栽培面積は徐々に広がってきているようです。国産レモンは、品種により収穫時期の差がありますが、露地栽培のものは、9〜1月ごろが旬となります。
 レモンにはビタミンCが多く含まれていることから、これからの季節には、カゼなどの予防効果が期待されるほか、クエン酸も豊富に含まれているので、疲労回復にも効果があると思われます。
 レモンはさわやかな芳香と酸味を生かして、果汁を使った飲み物や、料理やお菓子の香りづけによく使われます。
 今日の給食では、だいこんのピクルスに使っています。

本日の献立/10月15日(木)

画像1 画像1
献立名 ・豚肉の揚げ煮
    ・鮭のしょうゆ風味焼き
    ・れんこんのきんぴら
    ・おおさかしろなの磯辺あえ
    ・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 854kcal、たんぱく質40.0g、脂質 23.0g

☆おおさかしろな(大阪白菜)☆
 オオサカシロナは、結球しないハクサイ群とタイサイ(体菜)群が、徳川時代に自然交雑してできた品種であるといわれており、栽培もそのころから行われていたようです。別名「天満菜(てんまな)」とも呼ばれていますが、これは、明治時代に天満市場(1772開設)のある天満橋付近が栽培の中心であったことによります。そして、明治の終わりごろから東淀川、城東、住吉などに栽培が広がり、現在も大阪が主な生産地であるため、今では「大阪白菜(おおさかしろな)」と呼ばれています。
 栽培期間が短く、一年を通して栽培が可能なので、旬の時期というのはあまり感じられませんが、どちらかというと、冬場の方が肉厚で、甘みもあっておいしいといわれます。
 栄養面では、カリウム、カルシウム、鉄などの無機質、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンCなど様々な栄養素が含まれ、栄養価の高い野菜です。味にくせがなく、あえもの、煮びたし、煮もの、汁もの、漬物など様々な料理に使われており、大阪周辺では重要な野菜として利用されてきました。今では、大阪府、大阪市ともに「なにわの伝統野菜」として認定されています。
 今日の給食では、おひたしにしたものに、きざみのりをかけて、磯辺あえとして使っています。

※明日(10/16)は、クリームシチューがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

本日の献立/10月13日(火)

画像1 画像1
献立名 ・牛肉の炒めもの
    ・いかと野菜のうま煮
    ・焼きさつまいも
    ・だいこんの甘酢あえ
    ・ごはん・牛乳
栄養価 エネルギー 809kcal、たんぱく質34.4g、脂質 20.8g

☆いか(烏賊)☆
 イカは、タコとともによく発達した脳と精巧で大きな目をもっており、高度に分化した軟体動物です。イカには多くの種類があり、約450種類が世界中の海に分布しています。日本近海でも、約90種類以上が生息しており、魚類に次いで重要な水産資源となっています。大きく分けると、ずんぐりした形で、甲(貝殻)をもった甲イカと、細長い形の筒イカに分けられます。甲イカの甲は、貝殻の名残で、もとは貝の仲間であったという証しであり、また、浮きの役割ももっています。イカと呼ばれるのは、釣り上げた際につかもうとすると逆に襲いかかってくることもあり、その様子が、怒っているように見えるので、「怒り(いかり)」からきているという説があります。また、漢字で「烏賊」と書くのは、イカが死んだふりをして水面に浮かび、カラス(烏)がつつこうとしたところを逆に巻き付いて餌食にするということから「カラスを賊する」という意味で、この漢字が当てられたそうです。
 イカの肉は魚肉とあまり変わらず、たんぱく質も良質です。食感は固いですが、生肉で比較すると消化率は魚肉とほぼ同じです。その他の成分では、イカの肉にはコレステロールが多いですが、逆に血中コレステロールを下げる効果のあるタウリンも多く含んでいます。
 一般的に鮮度の良いものは、刺身やすしなど、生食に利用されます。その他、天ぷら、煮つけ、焼きもの、あえもの、蒸しもの、フライなど様々な料理に利用されています。加工品としても、するめ、さきいか、燻製、塩辛、缶詰など多くの加工品があります。
 今日の給食では、いかと野菜のうま煮として使っています。

※明日(10/14)は、給食はありません。15(木)、16(金)は、通常通り実施します。

本日の献立/10月9日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
献立名 ・シーフードカレーライス
    ・ボイル枝豆
    ・れんこんのフライ
    ・キャベツのピクルス
    ・みかん
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 873kcal、たんぱく質29.5g、脂質 25.7g

☆帆立貝(ほたてがい)☆
 ホタテ貝は、千島列島、サハリン、北海道、本州北部、朝鮮半島北部などの水深10〜60mの海底に生息している扇形をした二枚貝です。殻の開閉によってある程度泳いで移動することができます。この行動は、危険を感じた時などに起こすもので、一晩に数百メートル移動したという報告もあります。この移動する習性から、殻を帆のように立てて海上を移動しているのではないかと考えられていたため「帆立貝」と呼ばれるようになったようです。
 昭和40〜50年くらいまでは、高価な貝でしたが、養殖技術が進んだため、価格が下がり、今では購入しやすくなりました。殻の中身全体を食用にしますが、時期により内臓に麻痺性の貝毒が存在することがあります。成分としては、グリシン、アラニン、グルタミン酸などの遊離アミノ酸、イノシン酸などのうまみ成分が豊富に含まれています。その他、細胞や組織の代謝を活発にし、抜け毛や肌荒れを防ぐといわれる亜鉛も豊富に含まれています。旬は、10月から冬場にかけてですが、貝柱の部分は、冷凍しても品質や味が落ちないので、年中出荷されています。主に貝柱を生食や調理に利用され、その周りの部分も「ひも」といって食用にされます。貝柱は甘味があり、刺身、すし、しょうゆ焼き、バター焼き、フライなどの料理に使われます。また、干物や水煮缶詰、燻製など加工品としても利用されます。
 今日の給食では「シーフードカレーライス」の具に使っています。

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31