本日の献立/2月1日(月)・きびなごてんぷら ・キャベツのおかか炒め ・三度豆のおひたし ・みそけんちん汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 24.4g ☆きびなご(吉備奈仔)☆ キビナゴは、マイワシやニシンと同じニシン科の魚です。地方名が多くあり、三崎でキビイワシ、三重でキミナゴ、沼津でハマゴ、長崎でカナギ、静岡でキミイワシなどと呼ばれています。房総半島以南から朝鮮半島、オーストラリアにかけての熱帯水域に広く分布しており、日本では房総以南の外洋に群れをなして生息しています。全長は10cmくらいで細長く、頭部はとがった形で、おもにプランクトンを食べて生活しています。産卵期は5〜7月で、大群をつくって内湾に入り、海藻などに卵を産みつけます。漁期は秋ですが、初夏の産卵期に接岸してきたところを地引網でも漁獲されます。本州の太平洋沿岸中部以南から九州にかけて漁獲され、鹿児島では特産品となっています。 肉質は柔らかく、鮮度の低下が速いので生食にはあまり利用されませんが、鹿児島では新鮮なものを刺身として、わさびじょうゆや酢みそで食べるそうです。漁獲されたものの大半は丸干しにして利用され、そのほ加工品、バター焼き、揚げ物、燻製などにも使われます。 今日の給食では、天ぷらに加工されたものを使っています。 本日の献立/1月29日(金)・白身魚フライ ・キャベツのサラダ ・いよかん ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 850kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 22.7g ☆いよかん(伊予柑)☆ イヨカンは、ミカンとオレンジが偶然にかけあわされてできたものと考えられていますが、正確には不明です。1886年(明治19年)に山口県で発見され、関門海峡の昔の名をとって「穴門(あなと)みかん」(穴戸とも書く)として栽培が始まりました。その後、愛媛県でも栽培が広まり、収穫量が増加して主産地となったため、1930年(昭和5年)に、今度はこの土地の旧名をとって「伊予柑(いよかん)」という名に替わりました。今では、さらに生産量が多くなり、国内のミカン類の中では、温州ミカンの次に多くつくられるようになりました。出荷時期も温州ミカンの出荷が少なくなってくる1月ごろから多く出回るようになります。 栄養成分は、温州ミカンと同じようにカロテンやビタミンCが多く、1個食べるとおよそ一日分のビタミンCが摂れ、カゼなどの予防に効果があります。甘さとすっぱさがほどよく調和していて、香りがとても良いのが特徴です。 1年生大阪市内フィールドワーク雨の中ではありますが、元気に出発しました。 本日の献立/1月28日(木)・マカロニサラダ(マヨネーズ) ・チンゲンサイともやしのソテー ・パインアップル(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 849kcal、たんぱく質 27.4g、脂質 22.4g ☆マカロニ☆ マカロニは、スパゲッティなどとともにパスタといわれる麺類の一種で、13世紀にマルコ・ポーロが中国よりイタリアに持ち帰ったのが始まりという伝説もありますが、12世紀ごろにはシチリア島、イタリア南部でつくられていたようです。手作りから押し出し製麺による工場生産となり、18〜19世紀にかけてヨーロッパへ、さらに移民によりアメリカへも伝えられ、全世界に広まりました。日本では、明治28年(1895)に東京・新橋のレストランの料理人が持ち帰ったのが始まりとされていますが、一般に普及するようになったのは、昭和30年(1955)年頃からです。 パスタの原料は、一般的にデュラム小麦を粗挽きした「デュラム・セモリナ」が使われ、これに水を加えてこね、高圧で押し出して切断し、乾燥させます。パスタには300種類以上もあるといわれますが、日本で市販されているのは、そのうちの数十種です。これをJAS(日本農林規格)では、形状によって、マカロニ、スパゲッティ、バーミセリ、ヌードルの4つに分けています。この中で、マカロニは、「2.5mm以上の太さの管状またはその他の形状(棒状、帯状を除く)に成形したもの。」とされ、一般的なカットマカロニ、エルボのほかに、スピラーレ(ツイスト)、コンキッリェ(シェル)、ペンネ(ペン状)、ルオーテ(ホイール)など、数多くの種類があります。 今日の給食では、マカロニサラダとして使用しました。 ※明日(1/29)は、1年生はフィールドワークのため給食中止となりますので、2、3年生のみの実施となります。また、明日の献立にはポーククリームシチューがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。 本日の献立/1月27日(水)・ししゃものから揚げ ・キャベツの即席づけ ・金時豆の煮もの ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 814kcal、たんぱく質 34.1g、脂質 21.2g ☆ししゃも(柳葉魚)/樺太ししゃも(カペリン)☆ シシャモは、アイヌ語で「ススハム(スサム)」と呼び、これがなまって「シシャモ」と呼ばれるようになりました。ここで、ススは柳、ハムは葉という意味で、柳の葉に似ていることからこの名がつきました。ただ、本当のシシャモは北海道の一部にしか生息しておらず、キュウリウオ科の魚の中では唯一川を上る種類で、10月から11月の産卵期に川を上るものを獲るのですが、今ではあまり獲れなくなりました。そのため、現在一般にシシャモとして出回るものは、本物ではなく、ノルウェーやアイスランド、カナダなどで獲れる「カラフトシシャモ」と呼ばれる「カペリン」がその代りとしてシシャモの名で市販されています。また、本物のシシャモは、オスもとてもおいしいので、食用にされますが、カペリンのオスは、ペットフードなどの加工品や水族館などでのエサなどとして利用され、人間の食用になることはほとんどありません。しかし、栄養面では、ビタミンEやB2などが多く含まれ、また、骨ごと食べられるのでカルシウムの補給源にもなり、栄養豊富な食品です。 今日の給食では、カラフトシシャモ(カペリン)にでんぷんをまぶして揚げたから揚げにしています。 |