土曜参観そのあと、3・4時間目は自衛隊の方に来ていただき、体育館で自衛隊の方々のお仕事の内容を聞いたり、防災に対する心構えなどを学習しました。お話のあとには、運動場で自衛隊の方から救助の仕方を実演してもらったり、装甲車を見せてもらったりもしました。防災に対して、これを機に意識が高まればと思います。自衛隊の方、ありがとうございました。 1年生 薬物乱用防止教育
11月11日(水)の6限目に1年生を対象に、学校薬剤師 宮成睦子先生により「薬物乱用防止について」の講演をしていただきました。
薬物乱用の影響や危険性、薬物依存による乱用を止めることの難しさ、薬物から身を守る対処についてなどのお話を聞きました。また、体だけでなく幻覚・フラッシュバック・記憶力低下など心にも影響があることを学習しました。 講演の締めくくりとして、「みなさん、自分の体と命をどうか大切にしてください。」という宮成先生の言葉がとても印象的で心に残りました。 本日の献立/11月13日(金)・鶏肉と野菜のケチャップ煮 ・ほうれん草のソテー ・きゅうりとわかめのサラダ ・カレースープ ・ごはん・牛乳 栄養価 エネルギー 818kcal、たんぱく質 29.0g、脂質 22.8g ☆ワインビネガー☆ ワインビネガーは、フランスで広く使われる果実酢です。フランス語で、酢のことをvinaigreと書きますが、vinはワイン、aigreは酸っぱいということを意味し、ビネガーというのはもともとこのワインビネガーのことを意味しました。製造には、ブドウ果汁をアルコール発酵させてワインをつくり、さらに酢酸菌により酢酸発酵をさせて製品とします。ワイン特有の香りを持ち、ワインと同じように赤と白があります。赤ワインビネガーはタンニンが多く、赤ワインと同じように苦みと渋みがあります。白ワインビネガーは赤のものに比べてくせがありません。それぞれ特徴を生かして、肉料理の調味料や各種ソースの風味づけ、ドレッシング、ピクルス、マヨネーズなど様々な料理に使われます。近年、バルサミコ酢というものもよくみられるようになりましたが、こちらは白ワインをもとにつくられるイタリアの酢です。 今日の給食では、サラダの味付けにワインビネガーを使っています。 本日の献立/11月12日(木)・いわしてんぷら ・水菜の煮びたし ・はくさいの酢のもの ・牛乳 栄養価 エネルギー 826kcal、たんぱく質 28.9g、脂質 25.9g ☆うすあげ(薄揚げ)☆ うすあげは、油揚げとも呼び、薄く切った木綿どうふを圧搾して、ある程度脱水し、菜種油や大豆油などで揚げたものです。このときのとうふは、膨張させるために、普通のとうふより豆乳の濃度を低くして薄めにし、調整するときの加熱温度も低くしてとうふをつくるそうです。そして、油で揚げる工程では、最初は110〜120度程度の低温の油で揚げて十分に膨張させます。次に、表面の水分を飛ばして収縮しないように張りを持たせるため180〜200度の高温でもう一度揚げてつくるそうです。 栄養面では、とうふの加工品なので、たんぱく質や、カルシウム、鉄などのミネラル類などが多く含まれています。また、油で揚げていますので、脂質が多くなります。 料理をするときには、余分な油を除くため、熱湯をかけて「油抜き」をしてから使用することが多く、みそ汁やうどんの具、煮もの、あえもの、いなりずしなどに使われます。 今日の給食では、煮びたしに使用しています。 本日の献立/11月11日(水)・鶏肉のパン粉焼き ・そえ野菜 ・だいこんのピクルス ・みかん ・牛乳 栄養価 エネルギー 843kcal、たんぱく質 34.4g、脂質 22.0g ☆みかん(蜜柑)☆ 現在、一般に「みかん」と呼んでいるものは、「温州(うんしゅう)みかん」のことです。これは、江戸時代初期に、中国との交易があった鹿児島の長島で、中国系のミカンとクネンボと呼ばれるミカンなどの交配により、偶然に発生したと考えられています。明治時代になって、江戸時代の代表的なかんきつ類であった「紀州みかん」に代わって、一般的に栽培されるようになりました。実が熟し出荷される時期により、9月ごろからは「極早生温州」、10〜11月ごろになると「早生温州」、12月ごろから「普通温州」というように分けられます。 栄養の面では、1個食べると1日に必要なビタミンCの半分以上がとれるので、これから冬にかけてのカゼ予防には最適な果物です。また、白い筋や薄皮には、毛細血管を強くするビタミンPや腸の働きをよくする食物繊維も多く含まれています。きれいに取り除いてしまう人もいますが、健康のためには、筋や薄皮の部分も一緒に食べた方がいいかもしれませんね。 |