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「ケータイ教室」から学んだこと

 2月26日(金)に、3年生〜6年生を対象に「ケータイ教室」を行いました。電気通信会社の方に来ていただいて、「ケータイ電話やスマートフォンの使い方で気をつけないといけないこと」を分かりやすく説明していただきました。
そこで紹介のあった事例は、いずれも自分や相手の心が傷ついたり、大変な被害に遭うものばかりでした。
その中でも、特に以下の2つの話は、子どもたちに大きな学びがあったようでした。

一つ目は、キーホルダーを友達からもらって、それを仲間の友達に「ライン」で知らせたのですが、「このキーホルダーかわいくない」というコメントを送ったのです。そうすると、「キーホルダー」をあげた友達が気を悪くして、この子を仲間外れにしてしまったという話でした。本人は「かわいい」と思って皆に伝えたのに、逆の意味に捉えられたのです。「ハートマーク」や「笑顔マーク」を最後につければ良かったのかも知れませんが、「正しく伝えるのは難しい」ということを学びました。

二つ目は、アルバイト学生が、勤務先の飲食店で、大型の冷蔵庫の中にふざけて寝そべって写真を撮ったものを、インターネットに投稿したことでした。その結果、何が起きたかというと、「衛生管理ができていない」ということで閉店に追いこまれた店から3,000万円の損害賠償請求をされ、さらにはこの事件がネット上に残り、この学生は会社からの採用の内定が取り消されたのです。これは実際に起きたもので、インターネットはこういう危険性が含まれているということを、子どもたちは学びました。

 インターネットを使うことが当たり前となった近年、子どもたちには、小学生の間にこのような話は聞かせておいた方が良いと思いました。

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