☆☆☆  授業のようすを、学校日記に掲載中です。「学力の向上と自立に必要な力の育成」を学校目標として、あらゆる活動に取り組んでいます。  ★★★
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園内マラソン大会

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 2月3日(水)の午後に、今年度最後の大きな学園行事となる園内マラソン大会が行われました。
 中学生男子の部と小学生・女子の部に分かれて、新鉄人コースを走りました。中学生男子は10位入賞、小学生・女子の部には5位入賞者にメダルが授与されるということで、スタート前から子どもたちの気合いが伝わってきました。
 このマラソン大会に向けて、各寮では早朝ランニングを取り入れたり、日課である夕方のランニング練習で、一層気合いを入れるなど、しっかり取り組んできました。参加した子どもたちは、頑張ってきた成果を全員が十分に発揮できたのではないかと思います。走り終えると子どもたち同士で「おつかれ」と声をかけ合っている姿がとても印象的でした。

全生徒・児童のクレペリン検査の結果が出ました

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 昨年の12月25日 (金) の1・2時間目を利用して実施した、内田クレペリン検査の結果が出ました。この検査で診断されることは、
1. 性格のタイプ
 人の特徴を10のタイプに分け、わかりやすい言葉で表現しています。
2. 精神健康度
 心の健康の度合が高・中上・中・中下・低の5段階に分けて判定され、検査を行われた時の心の健康状態が判断できるようです。この健康度は周りの環境の影響だけでなく、自分の心構えや努力でも高くできるそうです。
 また、クラスや学年、全学年ごとに集団での傾向や指導上での留意点も分析もしていただきました。
 これらの結果から、子ども一人一人の指導上での課題などが明らかとなり、今後の学校・学園生活に活かしていきたいと思いました。
 3月初旬にはこの検査で第一人者と称される先生に来校していただき、クレペリン検査の有効な活用方法を中心に詳細なお話しや、今回の検査結果を踏まえた各担任との個別相談などの研修を行っていただき、児童・生徒一人一人の特性に応じた学習指導や系統的な進路選択に、より一層活用していく予定にしています。


コグトレの成果と課題

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児童精神科医で医学博士の宮口幸治先生が「コグトレ」の様子を見に来て下さいました。
「コグトレ」とは宮口先生が開発された「認知機能強化トレーニング」で、分校では2学期から取り入れています。
今回は「コグトレ」を行っている様子を見てもらい、「コグトレ」に参加している生徒の課題についてアドバイスをして頂きました。
「コグトレ」を始めてから、思考力や判断力が良い方向に変化がみられる生徒も出てきており、確実に成果は上がってきていると思います。
このまま、更なる生徒の成長につながるよう、宮口先生には定期的に来校していただくなどご協力を頂いて、このトレーニングを続けていきたいと思います。


キャリア学習

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 2月9日(火)の6限目は小学生・中学1,2年生を対象に進路について考えてもらうために、職業適性アンケートを行いました。このアンケートは「アクセス進学ラボ」というホームページにある適職診断を使わせていただきました。
 全60問の質問をみんな一生懸命に答えていました。
 このアンケートでは、自分の性格のタイプによって、自分に向いている職種や職業がわかります。
 この結果から、自分の将来の夢や仕事について考えるきっかけとなってもらえればと思いました。

毎週金曜日に、全生徒は一週間を振り返ります

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 今回は、弘済小・中学校分校で行っている「振り返り」を紹介します。弘済小・中学校分校では毎週金曜日の授業終了後、全生徒は「振り返りシート」を書いて一週間を振り返っています。始めて今年度で3年目の取り組みです。

 振り返りシートは写真に添付しているプリントですが、1つルールがあります。
「誰にも見せないという前提で、自分の気持ちを正直にきれいな字で書く」というシンプルなルールです。

 振り返る項目は下記の5つです。
  1、「今週、あなたが頑張ったことや思ったことを書きましょう。」
  2、「今週、あなたはほかの人にいやな思いをさせましたか?」
  3、「今週、あなたがいやな思いをしたことはありますか?」
  4、「友だちのいいところやすごいと思ったことを書きましょう。」
  5、「来週の自分の目標を書きましょう。」

 一週間を振り返ることで、自分が頑張ったことや来週頑張ろうとすることが意識できます。頑張ったことが積み重ねていくことで、子どもたちも自信をつけていきます。
 また、自分が人に嫌な思いをさせたことや自分が嫌な思いをしたことを振り返ることで、直接言えないことを書くことができたり、同じことを繰り返さない決意につながっていきます。もちろん、書かれた悩みはその日のうちに担任をはじめ、教員全員で共通理解でき、すぐに解決に向けて取り組むことができます。
 しかも、悪口や陰口、いやがらせ等の「いじめ」や「いじめの」の兆候や疑いの早期発見にも役立っています。

 今年度から自分のことだけでなく、「友達のいいところ」について振り返る項目を追加しました。4月、5月当初は「ありません」という内容が多かったですが、まずは自分の親しい友達からいいところを書いていき、今ではクラスの人を中心に書くようになりました。
 自分のことは振り返るだけで済みますが、この「友達のいいところ」を書くには友達の様子を見ないと書けません。時間はかかりましたが、しっかりと定着しつつあります。特に、行事のあるときは、学年を超えて相手のいいところを書く子どもたちが増えています。

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